スロージョギングのやり方
ここからは、スロージョギングの走り方をご紹介していきます。最初にご紹介した通り、歩くのと同じくらいのペース、隣の人と話ができるくらいの強度で走ります。
ポイント1:歩幅は狭く
普段の歩幅より狭くとり、ポンポンと軽く跳ねるように足を着地させます。つま先だけ、かかとだけでなく、足の裏全体が地面につくようにしましょう。
ポイント2:肘を曲げ、ジョギングの姿勢で行う
ジョギングのようなスピード感はありませんが、フォームはしっかり整えましょう。肘を曲げ、手は軽く握り、背筋を伸ばして走ります。
ポイント3:真っすぐ前を向く
目線はまっすぐ前を向きましょう。地面を見ていると、背中が丸まってしまいます。スマホをいじりながらではなく、スロージョギングに集中して行いましょう。
ポイント4:20分以上行う
脂肪燃焼効果を高めたいなら、20分以上継続して行うのがおすすめです。ジョギングはできないという方も、スロージョギングならできるはず。疲れたらウォーキングを取り入れてもOKです。
スロージョギング協会の定期教室も開催中
ここまで紹介してきたように様々なメリットがあるスロージョギングですが、実はスロージョギング協会というものが存在するのです。少し驚きではありませんか。
スロージョギング協会はスロージョギングを普及することを目的として作られた団体で、定期的にスロージョギング教室というものを開催しています。スロージョギングを始めたいけど一人で始めるのは寂しい、一人だと途中で挫折してしまいそうだ、という方はこの教室に参加するのがオススメです。
他の人と一緒に行うことで目標を持ち、最後までやり遂げることができますし、スロージョギング仲間を作ることもできます。
今回はスロージョギングとは一体何なのか、スロージョギングの効果やメリットを紹介してきました。スロージョギングは隣の人と話しながらでも行える、強度の低い運動です。
スロージョギングの魅力は、強度が低く、トレーニングをしている感覚にならないということ。これまできついトレーニングに挫折してきた、初めてトレーニングを行う、なるべく辛い運動はせずに痩せたい、という方に特にオススメです。ダイエットの他に健康作りにも効果的です。手軽に行えて美しく健康になれるなんて、嬉しいですよね!あなたもぜひ始めてみてはいかがでしょうか?
text:中野卓
スポーツ栄養学を専攻する大学院生。現在はトレーニングによるミトコンドリアの適応を促進させる栄養素について研究を進めている。水泳は、選手歴10年以上。アロマテラピー検定1級取得。