部屋ってどうしてすぐごちゃつくの?
おうちを見直して、片付く部屋を作りましょう!
年末に大掃除をしたはずなのに、年が明けてしばらくしたら部屋がもうごちゃついている…。どうしてきれいに片付けたはずの部屋が、すぐに散らかってしまうのでしょうか。
それは正しく捨てて、正しく収納して、正しく片付けていないから。モノをどう捨てるのか、どう収納するのか、どうきれいな部屋をキープするのか。きれいな住まいを続けている人からヒントを探し、片付く部屋を作り方法をまとめました。
片付けを始める前の心がけ
①何でも捨てる…は意外とよくない
「散らかっているなら全部捨てちゃえ!」はおすすめしません。衝動的に捨ててしまうのは、衝動的に買ってしまうのと感情の根っこが同じだから。モノへの感謝を持つことが、衝動捨て&衝動買いを止める第一歩です。
②まずは全部出す!
捨てるよりも片付けるよりも前に、まずは全て出すことから始めましょう。モノをどれだけ持っているのか自覚できます。そして、必要なモノと不要なモノに分けて。捨てるモノの共通点が見つかれば、無駄なモノを買うのを防げます。
③でも“一気に全部”ではなく、“限られたところだけ”
「全部出す」といっても、家中ひっくり返す必要はありません。一気に全部やろうとすると、時間がかかってやる気を失います。限られたスペースで全部出し、ちょこちょこ片付けるのがベター。引き出し1つだけ、棚1段から始めましょう。
④まずは1日10分から全部出し→習慣化する
「時間がない」という忙しい方も、1日10分はなんとか確保できるのでは?それなら1日10分から始めましょう。全部出して、いらないモノを捨てて、必要なモノは片付ける。毎日繰り返せば、段々と部屋は片付き、習慣化します。
何を捨てる?どう捨てる?捨て活のコツ
⑤「もったいない」「まだ使える」「何かに使える」…悪魔の言葉
全部出して、捨てるモノを決めるとき、こんな悪魔の言葉が聞こえてきませんか?「もったいない」「まだ使える」「何かに使える」…。そうやって残し、本当に使いましたか?使っていないなら、それこそもったいないです。
⑥具体的に使うシーンが思いつかないならサヨナラ
今は使っていなくても、「まだ使える」「いつか使える」と手放したくないモノについて、具体的に使うシチュエーションを想像してみましょう。思い浮かばないなら、この先使うことはほぼありません。感謝を抱きつつ、手放しましょう。
⑦モノにも“旬”がある
モノにも旬があります。賞味期限が過ぎた食品や、色が出ないペンなど。さらに一歩進んで考えてみてください。賞味期限がまだでも手を付けていない調味料や、一年以上着ていない服も旬は過ぎています。今一度、見直してみましょう。
⑧いらないモノを捨てるのではなく、必要なモノを残す
部屋を片付けようと思うと、どうしても“捨てる”方にフォーカスしがちです。しかし、本当に大切なのは、「何を捨てるか」ではなく、「何を残すか」です。自分にとって必要なモノだけ残して、豊かな暮らしにつなげましょう。