太ももからつま先まですらっと真っすぐ伸びた脚は、多くの女性の憧れですよね。誰しも一度は夢見たことがあるはずです。なかなか痩せない、細くならない憎き太もも。しかし、正しい対処法で美しい太ももになることができるんです!太ももが太くなってしまう原因をしっかり理解して、ほっそりとした太ももを目指しましょう!
なぜ太ももは痩せにくいの?原因は?
ダイエットや運動をしてもなかなか思うように痩せることができない太もも。そもそもなぜ、太ももばかり太くなってしまうのでしょう。太ももが太くなってしまう原因は、主に3つあります。
太ももが太くなる原因①:脂肪の蓄積
太ももが太いのは、脂肪がついているから。体脂肪率が高いままでは、太ももだけ痩せることは困難です。脂肪が増える主な原因は、摂取カロリーより消費カロリーのほうが少ないため。普段の運動量が少なく筋肉を使うことが少なかったり、食事量が多く脚の脂肪を溜め込みやすい生活をしている方は、日常生活から改善していくことが太もも痩せへの近道ですよ。
太ももが太くなる原因②:骨盤の歪み
ダイエットや腰痛・肩こりのなどの妨げにもなる骨盤の歪みは、実は太ももを太くする原因にもなっています。日常生活の中で普段気にならない癖などが骨盤の歪みや反り腰を引き起こしてしまいます。反り腰というのは、骨盤が前に傾いている状態。傾いた骨盤に内臓が押し出され下腹が出てしまったり、股関節にも負荷がかかるので下半身の代謝や太ももの脂肪燃焼が低下してしまうのです。
太ももが太くなる原因③:むくみによる水太り
これはほとんどの女性が当てはまるかもしれませんが、水太りの主な原因は「むくみ」。リンパの流れが悪くなり、老廃物・余分な水分・脂肪が体に溜まってしまうことで足が太く見えてしまいます。
ほとんどの女性がこのいずれか、もしくは複数の原因に当てはまっているせいで太ももが太くなっていますよ!
太ももが太いのは、もしかして筋肉太り?
この他にも、筋肉のつきすぎが原因で太ももが太くなっている方もいます。しかし、筋肉だけで太ももが太くなっている女性はごく少数!触れてみて柔らかい贅肉があるようなら、それは筋肉太りではなく脂肪太りです。
運動をやめ、昔より運動量が減ったことで基礎代謝が落ちているにも関わらず、以前と変わらない食事量のために筋肉のまわりに脂肪がついてしまっていると考えられます。筋肉太りが気になるからトレーニングはしない、というのは逆効果ですよ!
太ももを細くする方法5つ
太ももが太くなる原因を知った上で、ここからは太ももを細くする方法をご紹介していきます。
1、食べているものの質を見直す
太ももの脂肪を減らすために、体脂肪を落とすための食生活を心がけましょう。まずは、普段食べているももの質を見直してみてください。ジャンクフードやスナック菓子は食べていないという方でも、新作の甘いラテや一口サイズのスイーツ、体に良さそうなグラノーラなどは食べているのでは?それらに含まれる糖質が、脂肪を増やす原因になっています。
糖質をすべてカットする!といったダイエット方法は、よほど強い決意がない限りおすすめできませんが、できるだけ糖質を控える生活を始めてみましょう。
2、有酸素運動をする
体脂肪を減らすためには、有酸素運動も効果的。まずは1回30分、週に2回ほどウォーキングすることから始めてみて。負荷の軽い運動ですが、脂肪燃焼に役立ちます。慣れてきたら自然とジョギングしたくなってきますよ。無理なく続けることが大切です。
3、骨盤が歪む習慣を辞める
骨盤を歪ませるNG習慣を辞めることも大事。自分の姿勢はどうなっているかをまず理解して、コツコツ歪みを直していきましょう。整骨院で骨盤矯正をしてもらうのも良いですが、結局は毎日の癖を直していかないと、せっかくお金を払って施術をしてもらっても骨盤がすぐに元に戻ってしまいますよ。
<骨盤が歪む習慣> ・脚を組んで座る ・猫背で姿勢が悪い ・片足重心で立つ ・反り腰になる
3、骨盤底筋を鍛える
骨盤の歪みを軽減するために、骨盤底筋を整えるトレーニングも取り入れていきましょう。ヨガの橋のポーズがおすすめです。お尻にある大殿筋にも効果的です。
①寝転んだ状態で軽く膝を立て、足は骨盤の幅に広げます。手は体の横に伸ばしておく。
②その状態で息を吸って、吐きながらお尻を持ち上げお尻の穴を引き締めるように意識します。
③息を吸いながらお尻を下します。
④これを5回繰り返し5回目はお尻を上げたまま20秒キープします。この時呼吸は自然に行ってください。
4、むくまない生活を心がける
むくみは放っておくとセルライトの原因にもなってしまいます。太もも痩せを狙うなら、むくむ習慣を辞めてみましょう。
・同じ姿勢をとりすぎない
姿勢が悪かったりずっと同じ姿勢でいると骨盤が歪む原因にもなりますが、太ももの前面や外側に負荷がかかりやすく、血流も悪くなるので代謝が落ち脂肪がつきやすくなったり、むくみやすくなります。
・塩分の摂取を控える
塩分に含まれるナトリウムは体内に水分を溜め込む性質があります。身体の中の塩分濃度が高くなると水で薄めて濃度を下げようとする働きがあるので、そのために塩辛いものを食べた時に喉が渇いてしまうのです。むくみ防止には味の濃い料理は控えるのが鉄則です。
・室内でも靴下を履いてすごす
体が冷えることで血液、リンパの流れが悪くなり老廃物や水分が蓄積されやすくなってしまいます。日頃から体が冷えやすい方は、室内でも靴下を履くなどの体を冷やさない心がけが大切です。
・湯船に15分以上浸かる
お風呂もシャワーで済ませるのではなく、湯船にしっかり浸って体を温めるようにしましょう。湯船に浸かると疲れがとれる、顔の血色は良くなる、ぐっすり眠れるなど、むくみ解消以外にもさまざまなメリットが。忙しくてもこの時間を作るだけで、日々の快適さが変わってきますよ。
・カリウムの多い果物を食べる
カリウムを摂取することでむくみの原因のナトリウムを排出させるため、カリウムを多く含む食べ物を摂取するのが効果的だと言われています。ほうれん草、大豆、アボカド、じゃがいも、りんごですなどの豊富に含まれています。