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防災士が教える。ローリングストックをラクに習慣化する7つのコツ

1~2人世帯の備蓄量 目安

・水:1人1日3L×2人×7日=42L
・食料:1人1日3食×2人×7日=42食
・カセットコンロとガス:1本×7日=7本が目安
・非常用トイレ:1日1人5回使用×2人×7日分=70回分
・灯りと電池:灯りは各部屋に最低ひとつずつ、枕元にも置く。電池の備えも必要
・情報:非常時に情報が得られるようにラジオとイヤホンを準備
・そのほか:通勤通学で外出する機会が多い方はモバイルバッテリーの準備、日用品も数週間は困らないストックを

3~5人世帯の備え

「5人世帯の場合、一週間で最低備えたい水は105L。なかなかの量ですよね。まずは3日分の備えをして、余裕が出てきたら5日分、7日分と少しずつ備えを増やしていきましょう。

お子さんがいるご家庭では、備蓄食を備えていても “いつもと違う味だと食べてくれない” ということも考えられます。いつも食べ慣れているおやつも立派な備蓄になるので、普段好んで食べている食品を入れてもOK。あとは、お子さんと一緒に試食をして決めるとよいですよ。

また、赤ちゃんのミルクや離乳食、家族にアレルギーや食事に制限のある方がいる場合は、対応食を多めに備えておくと安心です」

3~5人世帯の備蓄量 目安

・水:1日1人3L×5人×7日=105L
・食料:1人1日3食×5人×7日=105食
・カセットコンロとガス:1本×7日=7本が目安
(赤ちゃんのミルクが必要な場合は1日2本〜多めにストック)
・非常用トイレ:1日1人5回使用×5人×7日分=175回分
(子供がオムツを使用している場合は1パック分多めにストック)
・灯りと電池:灯りは各部屋に最低ひとつずつ、枕元にも置く。電池の備えも必要
(小さな子供がいる場合、両手があくようにヘッドライトがあると便利)
・情報:非常時に情報が得られるようにラジオとイヤホンを準備
・そのほか:乳幼児に使う日用品は困らないよう多めにする、1サイズ上のものをストックするなどの工夫が必要

ローリングストックを習慣化して災害に備える

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いざというときに準備ができていないと意味がなくなってしまうので、ローリングストックを習慣化することはとても大切です。備蓄量や備えておくモノ・場所は、それぞれの世帯やライフスタイルによってさまざま。もし一週間ライフラインが止まって、買い出しにも行けない状況だったら?自分や家族はどんなものがあれば過ごせる?……自分事として想像しながら備えてみてくださいね。

急にやってくる災害に対し、備えあれば憂いなし。この機会に、今一度防災対策について考えてみましょう。

取材・文/内山 栞(macaroni 編集部)

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