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空気清浄機はどこに置くべき? ワンルーム・玄関・リビングなど部屋別に紹介

空気清浄機は、使う目的によって適した置き場所が異なります。空気清浄機能の効果を高めるには、どこに設置したらよいのでしょうか。
今回は、空気清浄機の設置場所について、リビングや寝室、ワンルームなど部屋別に解説します。エアコンなどと併用する場合の設置場所についても紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

空気清浄機の基本的な置き方

空気清浄機は、適した場所に置いてこそ最大限に効果を発揮します。ここでは、空気清浄機の基本的な置き方や、設置を避けたほうがよい場所について解説します。

壁や家具から離しておく

空気清浄機を壁沿いに設置する場合、本体を壁にピッタリと付けて設置することは避けてください。少なくとも後方の壁から1cm以上離して設置しましょう。ただし、周辺の壁が汚れる可能性があるため、可能なら壁や窓から30cm程度離すことが望ましいです。

また、本体の吸気口や吹出口をふさがないように、家具やカーテンからは遠ざけます。近くに物がないスペースに置くと、空気の流れを阻害せずホコリを効率よく集められ、周囲の壁や床を汚すことがありません。

避けたほうがいい設置場所は?

空気清浄機に限ったことではありませんが、家電製品のモーターや電気回路などからは微量の電磁界(電磁波)が発生します。そのため、空気清浄機をテレビやラジオなどの近くに置くと、映像が乱れたりノイズが入ったりします。電波時計やWi-Fiルーターなどに影響を与えることもあるため、1m以上離れた場所に置くか、使用するコンセントに電源プラグを差して使用することをおすすめします。

また、直射日光やエアコンなどの暖房の風が直接当たる場所も、変形や変質の原因になるため避けてください。家電製品は、高温多湿や水のかかる場所での使用は漏電の危険性があるため厳禁です。

部屋別! 空気清浄機の最適な設置場所

部屋の用途や目的によって、それぞれ空気清浄機に適した置き場所があります。ここでは、部屋別に空気清浄機の最適な設置場所について紹介します。

ワンルームに置く場合

1人暮らし用のワンルームでは、壁や窓からできるだけ離して設置するためにも、部屋の中央あたりに置いて使用するとよいでしょう。しかし、部屋の中央に置くと日常生活の動線を邪魔してしまうかもしれません。

空気清浄機を置くための十分な広さが確保できない部屋なら、玄関に設置するのもおすすめです。玄関に置けば、外出時に付着した花粉やホコリを室内に持ち込むこともなく、部屋全体の空気をきれいにする効果が期待できます。

寝室に置く場合

空気清浄機を就寝中にも作動させておきたい場合は、頭部ではなく足元付近に近い場所に設置するのがおすすめです。顔に近い位置に空気清浄機があると、吸気口や吹出口からの風の流れを顔に感じやすく、乾燥や冷えの原因になることがあるためです。

掃除や布団の上げ下ろしの後などは、特にホコリが舞い上がっているため、強運転などでパワーを上げて一気に集塵するとよいでしょう。寝るときには静音モードにすれば足元の運転音も気になりません。

リビングに置く場合

リビングは、家の中で一番広い部屋であることがほとんどでしょう。人が多く出入りする場所ですから、ホコリも舞いやすいものです。リビングのホコリを効率よく集塵するには、リビングの中心付近に設置するのがおすすめです。前述のとおり、テレビやラジオなどから1m以上離して設置しましょう。

部屋の中心に置けないなら、人が多く通る場所に置いても効果があります。小さな子どもがいる場合は、安全のため子どもの手の届かない場所に置くか、チャイルドロック機能がある空気清浄機にすると安心です。

玄関に置く場合

玄関に空気清浄機を置くと、外部からの有害物質を室内に侵入させない効果が期待できます。花粉やウイルス対策などを目的とする場合、玄関はおすすめです。また、外からの排気ガスや、玄関にイヤな靴の臭いがこもるのを防いでくれます。

玄関に置く際も、効果を半減させないようできるだけ壁から離れた場所に置きましょう。玄関などの限られたスペースには、薄型の空気清浄機が便利です。

オフィスに置く場合

オフィスで空気清浄機を設置する場合も、できるだけ中心に置くことをおすすめします。壁に面した換気口の近くで空気清浄機能を作動させると、排気口の場合はきれいな空気を室内に届けることなくすぐに排出されてしまうため、換気口の近くは避けましょう。花粉対策として設置する場合は、出入り口付近に設置するのが効果的です。

設置する目的に合わせて置く高さを調整しよう!

空気清浄機は、設置する目的に合わせて置く高さを調整するとさらに効果が高まります。ほんの少しの高さの差によって、さらに効率よく空気が清浄できるでしょう。以下に、目的別の設置ポイントについて解説します。

花粉やホコリなどのハウスダスト対策

空中に浮遊する物質のうち、花粉やホコリなどのハウスダストは大きめで重く、床上30cm付近に溜まりやすくなります。床上の低い位置の汚れた空気は、赤ちゃんやペットが直接吸い込むことになるため、特にきれいな環境を保ちたいものです。

床上や低い位置に溜まる空気中の重たい汚れを効率的に除去したいときには、空気清浄機を床置きにするのが一番です。下からの吸引力が高い空気清浄機なら、花粉やホコリだけでなく、フケや垢、カビなど大きめの汚れを除去するのにも有効です。

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