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新生活にかかるお金をチェック! 種類と額を把握して節約実践

ライフスタイル

生活用品の購入

家具や家電といった大物だけでなく、細かな生活用品もそろえなければ生活に困ります。主なものとしては、カーテン、鍋・食器・調理器具といったキッチン用品、洗濯・掃除用品、タオルや歯ブラシなどの衛生用品、配線ケーブルなどが挙げられます。

なかでも、忘れがちなのがカーテン。セキュリティ面を考えて引っ越し当日に取り付けられるよう、あらかじめ部屋に合うサイズのカーテンを準備しておくのがおすすめです。

引っ越しにかかる費用

新生活の初期費用として忘れてはならないのが、引っ越しにかかる費用です。ほとんどの人が引っ越し作業を業者に依頼することになりますが、1人暮らしの場合には各社が提供する単身向けパックや単身プランの利用がおすすめ。業者を検討する際には、必ず複数社で相見積もりを取るようにしましょう。

また、引っ越し業者によってサービス内容に違いがあります。費用が安いかだけでなく、ダンボールの用意があるかどうかなど、サービス内容も合わせて考えるのが大切です。基本的に荷物の量が多いほど引っ越し費用は高くなるので、引っ越し前に荷物を整理・処分しておくとコストダウンにつながります。

新生活の初期費用を節約する方法

契約にかかる費用、家具・家電を買いそろえる費用、引っ越しにかかる費用を合わせると、新生活の初期費用はかなりのまとまった金額になります。新生活の初期費用を少しでも節約するには、どのような方法があるのか見ていきましょう。

家賃を抑える

初期費用の節約方法として、最も効果的かつ基本となるのが家賃を抑えること。敷金・礼金・仲介手数料・保証金といった、契約にかかる初期費用の多くは家賃をもとに算出されるため、家賃の低い物件になるほど初期費用も少なくて済みます。

家賃は初期費用だけでなく、その後の生活における固定費にもなります。しかも、家賃は多くの人にとって、月々の支払いのなかで最も大きな費用になることでしょう。初期費用を抑えるという意味のみならず、今後の生活にかかるコストを減らしたいのであれば、なるべくリーズナブルな家賃の物件を選ぶのが賢明です。

敷金・礼金ゼロ物件を探す

初期費用において大きな割合を占める敷金・礼金ですが、最近では敷金・礼金ゼロという物件も多く見られます。こういった物件を選べば、初期費用を節約できるでしょう。ただし、先ほど解説したとおり、敷金は退去時の原状回復費用などに充当されるものです。敷金ゼロの物件では、退去時に原状回復費用の支払いを求められる場合もあるので、あらかじめ確認しておきましょう。

礼金を支払うという商慣習自体への批判も強くなってきています。敷金はあっても礼金はゼロという物件も増えているので、根気強く探してみましょう。

フリーレント物件を探す

フリーレントを設定している物件を探すというのも、初期費用を抑える方法の一つです。フリーレントとは、一定の期間に限り家賃が無料になるという契約形態のこと。前家賃や日割り家賃がかからない場合が多いため、初期費用の軽減につながります。

ただし、フリーレントはキャンペーンなどで行われることが多く、一般的に借り手がつきにくい物件を中心に用いられる手法です。フリーレントを条件に部屋探しをすると、好条件の物件は見つかりにくいかもしれません。

仲介手数料の値下げ交渉をする

敷金・礼金と並んで初期費用の大きなウエイトを占めるのが、不動産会社に対して支払う仲介手数料です。賃貸住宅の仲介手数料は商習慣で家賃の1ヶ月分とされていることが多いですが、住宅や土地の取引について定めた宅地建物取引業法においては原則0.5ヶ月分と規定されています。1ヶ月分というのはあくまでも借主が合意した場合に認められているに過ぎません。こうした事実を踏まえ、仲介手数料の値下げ交渉をしてみるというのも節約の一つの方法です。

仮に値下げを断られた場合でも、借りようとしている物件がその不動産会社の専任物件でなければ、他の不動産会社を介して申し込むこともできます。

クレジットカード可能の物件を探す

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クレジットカードで分割支払いができれば初期費用の負担は軽減される(画像素材:PIXTA)

初期費用を一括で支払うのが厳しい場合には、クレジットカードによる分割支払いをするという方法もあります。一気にまとまったお金を用意する必要がなくなるので、生活への影響を小さくできるでしょう。

また、初期費用は多額になるため、クレジットカード払いによって付くポイントも大きくなり、実質的に総額を値下げしてもらうのと同じ効果が得られます。

ただし、分割回数が3回以上になると手数料(金利)がかかってしまいます。手数料を節約したいのであれば、2回払いに抑えましょう。なお、クレジットカードが使えない、あるいはクレジットカード会社を指定する不動産会社もあるので、事前に確認しておくことが大切です。

家具・家電付きの物件を探す

学生生活や単身赴任など、期間があらかじめ決まっているケースであれば、家具・家電付きの物件を選ぶというのも有効な方法。家具・家電を買いそろえる必要がないうえ、荷物が少なくて済むので引っ越し費用も抑えられます。なお、家具・家電付きの物件は家賃が相場よりも高めに設定されている場合が多いため、長く住み続けるなら、結果的にコストが高くなるかもしれないので注意が必要です。

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