今週のみずがめ座の運勢
illustration by ニシイズミユカ
ひとときの居場所でいい
今週のみずがめ座は、飛び石を見極めつつ、ジャンプを繰り返していくような星回り。
『帆柱を便(たより)に渡るつばめかな』の作者・中川乙由は、江戸時代の俳人で、もともとは伊勢で材木商をしていた人。「つばめ」は春になると南の国から日本に渡ってきますが、この句を読めばたちまち西国の海道で荷を運んでいた船の映像が浮かんできます。
燕は鳥の中でも飛行する能力を極限まで進化させてきた鳥ですが、それでもこうした大事業を成し遂げるためには、かすかな点と点とを結び続けるだけでなく、ときに人の手さえ借りることだっていとわない姿勢さえ必要となってくるのです。
あなたにとっても、ひとつひとつは地味に見えても、それを積み重ねたり、数珠のように繋いでいくことで大きな成果をあげることができることを、改めて思い出してみるといいでしょう。
今週のうお座の運勢
illustration by ニシイズミユカ
透明な芽をそだてる
今週のうお座は、感じたことがそのまま言葉や行動になっていくような星回り。
普段から駆け回っている学校の校庭に、地面にピタリと一体となって物陰にかくれてみる。目をつぶったってどこに何があるか分かると思っていたのに、いざ腹ばいになってみると、遠くのほうの地面のさかい目が生きもののように動いていて、不思議な気がした。
かげろうだった。話には聞いたことはあったけど、実際に見たのははじめてだったから。かげろうを見た瞬間、いつもの校庭がまったく違う世界に変わった。世界がいつもと違って見えたとき、こころのなかに透明な芽がはえてきたんだよ。かげろうみたいにゆらゆらと、たのしそうにゆれている。なんだか気持ちよさそうで、まるでなにかがおこりそう。
今週のあなたもまた、まわりがいつもと違って見える瞬間が不意にやってくるはずです。
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