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[京都]「京の民宿 大原の里」の日帰り旅で温泉と味噌鍋に癒やされる

「京の民宿 大原の里」は京の隠れ里、大原にある温泉宿。平家物語ゆかりの尼寺、寂光院へ向かう小径沿いにあり、自家製味噌を使った鍋料理で訪れる人をもてなしてくれます。自然に包まれた露天五右衛門風呂も魅力。日帰りプランなら気軽に温泉も名物鍋も、そして観光も楽しむことができて癒やされます。

京都大原の恵みをふんだんに味わえる味噌鍋

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JR京都駅からバスで小一時間揺られ、大原バス停から「大原女の小径」を10数分歩くとたどり着くのが「京の民宿 大原の里」。平清盛の娘、建礼門院徳子が平家一門とわが子安徳天皇の菩提を弔いながら、ひっそりと余生を過ごした歴史のある尼寺、寂光院にほど近く、里山の豊かな自然と静寂に包まれています。

ぜひ泊まってその風情を楽しみたいけれど、時間がない、というのなら日帰りプランを予約してお出かけしてみてはいかがでしょうか。自慢の味噌鍋と温泉、そして観光も楽しむことができるのです。さあ、到着したらのれんをくぐってお宿の中へ。お食事でもお風呂でも、お好きな方からどうぞ。

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こちらが名物の味噌鍋。地元で採れた旬の野菜、京都の地鶏「京赤地鶏」などの地元素材がたっぷり。煮込むと自家製味噌をブレンドした特製のお出汁に旨みが溶け出して、香ばしい香りとともに最後まで美味しく味わうことができます。

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味噌鍋にブレンドして使う6種の味噌はすべて自家製。100年以上も味噌作りを続けている蔵の中でじっくり1年〜3年間寝かせて熟成され、色合いやまろやかさの度合いも異なり、それぞれの味わいがあります。塩生山椒やニンニク入りもあり、小皿に盛って食べ比べをさせてくれるので、ぜひお試しを。ご飯に載せて食べるのもおすすめです。

大自然に包まれた露天五右衛門風呂で温泉を楽しむ

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「京の民宿 大原の里」のもうひとつの名物が、露天五右衛門風呂。直径約2メートルあり、4人同時に入浴ができる大きさ。里山の木立に包まれた豊かな自然を存分に感じながら、大原温泉の湯をゆったりと楽しみましょう。

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館内2か所の浴場には、それぞれ内湯、露天五右衛門風呂のほか、檜浴槽の露天風呂もあり、風情があります。大原温泉の泉質は低張性弱アルカリ性の単純温泉。刺激が少なく、ナトリウム・炭酸水素イオンの効果で肌になめらか。

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中浴室の脱衣所はレトロな蛇口や陶器製の洗面ボウルなど、内装にもおしゃれなこだわりが。窓の外には露天五右衛門風呂が見えています。

100年以上の歴史をもつ味噌蔵で手作りする味噌をおみやげに

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さて、湯上がりにぜひ味わってみたいのが、キャラメルのような味わいが不思議な「白みそアイス」。味噌庵の白辛口味噌が入ったアイスクリームで、きなこ付きで1個360円で販売しています。

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手作りの味噌を使った味噌鍋を、40年ほど前から宿泊客に出すようになり、食べたお客さんから「ぜひ味噌を譲って欲しい」と言われるようになり、やがて販売するようになった、というのが宿の向かいにある姉妹店「味噌庵」の始まり。

"樽出し味噌 1年もの400g"650円〜などバリエーション豊かな手作り味噌をおみやげにできます。ただし、無添加なので持ち帰ったあとは冷蔵庫で保存を。サイトからお取り寄せも可能です。

四季折々に美しい大原の里を散策

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四季折々の美しさを楽しめる「京の民宿 大原の里」。春には庭の桜の木が見事な花を咲かせて絶景です。

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歩いて3分ほどの場所にある寂光院へも、ぜひお参りを。『平家物語』にも描かれた庭園が残されていて、思いを馳せることができます。参拝時間は9〜17時(12〜2月は9〜16時30分)、拝観料金は600円です。

味噌と大原温泉 京の民宿 大原の里
住所:京都府京都市左京区大原草生町41
TEL:075-744-2917
営業時間:日帰り入浴は要事前予約、昼食+温泉(11時30分~15時30分の2時間程度)、夕食+温泉(17時30分〜20時の2時間程度)
定休日:不定休
料金:日帰り入浴味噌鍋コース4000円~(夕食プランは+1000円)

Text&Photo:杏編集工房 中島彰子

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