1年間を通して地球と人に優しい習慣を身につけるための #わたしのサステナブルウィッシュ。2022年は更にパワーアップしたチャレンジを企画していきます。3月 #わたしのサステナブルウィッシュ2022 チャレンジは、「洗濯周りのエコを見直す」です。自然環境に配慮した暮らしを持続可能に送るためには、新しい取り組みをするよりも、日々の暮らしの中で習慣化されたことに少しずつ変化を加えていくことで”楽に”取り組めるのではないでしょうか。今回のチャレンジは、まさに誰でも習慣的に行っていることに使うアイテムを変化させればいいだけ。一緒に洗濯まわりのエコを見直してみませんか?
洗濯まわりをエコにするアイディア
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1. まとめ洗い
ここ最近は、洗濯槽の大容量化が進んできて、日本では大容量機種の所持率が60%を越えたとの調査もあるそう。
洗濯槽の大容量化というのは、つまりは数日分の洗濯物をまとめて洗うことも可能になっているということ。けれど日本は平均して約3人暮らしの世帯でなんと年間520回も洗濯をしているのだそう(調査時1世帯2.7人)。洗濯の回数が多いということは、それだけ水の消費量が多いということ。
わたしも、洗濯物をためることに抵抗を感じたり、まとめ洗いすることで干す場所が狭くなってしまうため、まとめ洗いは好きではありませんでした。また、容量に余裕があると、そこまで汚れていない衣類を”ついで洗い”してしまうことも。
けれど、洗う回数が増えればそれだけ布地も痛みます。そして必要以上の洗剤や水の使用は環境への負担になります。
ある程度まとめて洗う(ただし洗濯物はあまり詰めすぎると汚れの落ちに影響すると言われているので、容量の8割程度で運転するのが理想)ことは、エネルギー消費を抑えることにもつながります。また家計にも優しいと一石二鳥。毎日洗濯機を回さなくてよくなると、洗濯物にかけていた時間を他のことに有効活用できました。
2. 手洗いする
まとめ洗いの補助として小物類や部分汚れは手洗いするようにしました。
わたしは古風なことが好きなので、洗濯板に頼った洗い方をしてみたところ、これが意外と良い!汚れを目で確認しながらエッサホイサと落とすことができます。水の使いすぎも防げるのでおすすめ。
また、部分汚れでなくてもできるものは手洗いし、洗濯を完結させるのも◎。
衣類を洗濯機にそのまま放り込んで全自動ボタンを押していては、衣類は洗うたびにダメージを受けてしまいます。また他の衣類とこすれたり、洗濯槽にたたきつけられることで、衣類の繊維や縫い目がダメージを受けることも。
手洗いは、洗い方をコントロールできるのが最大のメリット。例えば、シミがついた服も、シミがついていない部分にダメージを与えることなく、気になる部分だけにフォーカスして洗うことができます。
今は、デリケートな生地や大切にしている洋服は、時間と体力が許す限り手洗いをするようにシフトしています。
3.洗濯洗剤と柔軟剤はエコなモノを選ぶ
洗濯洗剤や柔軟剤もエコなモノを選ぶことは以前から気をつけていたこと。
「洗濯まわりでエコを始めたい」という初心者さんは、まずはここから変えてみて!と思うおすすめの方法です。
今は、色々なエコな洗剤や柔軟剤が店頭に並んでいるため、どれから選べばいいか分からないという方も多いかもしれません。わたしが使用して良かったのは、HAPPI EARTHという洗濯洗剤。100%オーガニック、食品基準の認定オーガニック製品で、全てナチュラルな成分で作られており地球環境に配慮しています。1袋で洗濯約400回分、お得でお財布にも優しいです。ぜひ参考にしてみて下さい。
また毎回の洗濯ではありませんが、柔軟剤を使用する時にはお酢を活用しています。
お酢は酸性で洗剤のアルカリ性を中和し、繊維の弾力が失われないようしてくれる効果があると言われています。 つまり、柔軟剤代わりとして洗濯物をふっくら仕上げてくれるんです。無臭なので、もし香りを楽しみたい方はアロマエッセンシャルオイルなどを加えてみて下さいね。
4. 洗濯は晴れの日に
自然にも衣類にもダメージが大きいので、乾燥機の使用は極力控えたい。そんな思いも、まとめ洗いに慣れてくれば簡単に解決できます。
シンガポールは雨が多い国ではありますが、朝一番に雲の動きや空気の香り(雨っぽい匂いがするか否か)などを観察しながらなるべく午前中に洗濯物が乾くであろう日を予想して、朝一番で洗濯をするようにしています。
南国の天気は変わりやすいので天気予報を当てにはできません。野生の直感が鋭くなったのはシンガポール10年で得たスキルの一つです。
5. 部屋干しの工夫
とは言え、野生の感が上手く働かない時には、部屋干しを工夫。わたしが気をつけていることの一つは風通しの良い場所に干すということ。扇風機をあわせて活用し、なるべく早く乾くように工夫します。
また、洗濯物は濡れたままにしておくと、雑菌が繁殖して臭いが発生するもとになり、お部屋に嫌な臭いが立ち込めることもあるため、湿度コントロールも重要。その都度、お部屋の状態をみながらエアコンの除湿機能を使うこともあります。