電子レンジで温めるだけでもおいしいらしい…?
通常、電子レンジ調理に向かないハッシュドポテト。しかし丸型ハッシュドポテトに限っては、SNSの口コミによると「電子レンジで加熱してもおいしい」らしいのです。真偽を確かめるべく、実際に電子レンジで調理してみました。
耐熱皿にキッチンペーパーを敷いてポテトをのせ、電子レンジ500Wで2分30秒加熱すると、湯気に包まれながらポテトが完成!
肝心の味は……おいしいけれど、ハッシュドポテトとしての魅力は半減していました。玉ねぎの甘みやじゃがいものほくほく感はあるのですが、食感はしんなりしています。とはいえ十分食べられるおいしさなので、お弁当やアレンジ料理に使う際は電子レンジで調理してもよいかもしれませんね。
商品情報
内容量:500g
原産国:ベルギー
原材料:野菜(じゃがいも、玉ねぎ)、ひまわり油、ポテトフレーク、食塩、白こしょうなど
カロリー(100gあたり):160kcal
2. 業務スーパー「ハッシュブラウン」
192円(税込)
続いて紹介する「ハッシュブラウン」は、ハッシュドポテトらしい楕円型の商品です。SNSでは「めちゃくちゃおいしい!」「アメリカの朝食みたい」という声がある一方で、「まずい」「青臭い」といった口コミも。これはレビューのしがいがありそうです。
内容量と値段は丸型ハッシュドポテトと同じく、500gで税込192円。1枚の重さをはかってみると、40〜50gとややばらつきがありました。カロリーは100gあたり178kcal、1枚あたり約71〜89kcalになります。
形状はまさに楕円。マクドナルドのハッシュポテトは円を引き伸ばしたような形なので、少し違いがありますね。欠けや割れ、サイズのばらつきはほぼありません。
表面は丸型ハッシュドポテトよりもなめらかで、うっすらと粗刻みのポテトが見えています。サイズは横約9cm、縦約5cm。厚みは7〜8mmほど。ぱっと見のサイズは大きめですが、厚みが薄いため、思ったよりも軽い印象です。
基本の調理をした様子(フライパン・少量の油)
パッケージに記載されている油を使った調理方法は、以下2パターンです。
1. 170度のたっぷりの油で約3分揚げる
2. フライパンで少量の油を使い両面揚げ焼きにする
こちらも手軽に調理するため、直径24cmのフライパンを使い、大さじ3〜4杯の油で揚げてみました。丸型ハッシュドポテトと同様に調理時間の指定がないため、きつね色になるまで両面を加熱。最後だけ「弱火にして両面を30秒ずつ加熱」と指定があったので、そのとおりに調理して完成です!
何も付けずに、ぱくり。外はサクッと軽い食感で、中はしっとり、ややねっとり感のある舌触りです。口コミにあった「青臭さ」はありません。厚みが薄いため、全体的に油が染みてじゅわっとオイリーさを感じます。ひとくち、ふたくちと食べるうちはおいしかったのですが、食べ進めると少し油がもたれてしまいました。
また少し時間が経つと、真ん中がしなしなに。サクサク感を楽しみたいなら、揚げたてを食べたほうがよさそうです。塩味はさほど強くなく、ベーシックなハッシュドポテトの味わいなので、ケチャップやマスタードがよく合いますよ。
トースターを使用してみると…
パッケージに記載されていたオーブントースター調理も試してみます。作り方の手順は以下のとおりです。
1. プレートにアルミホイルを敷き、凍ったままのハッシュブラウンをのせて約6分加熱
2. 裏返して、片面を約6分加熱
丸型ハッシュドポテトと異なり、予熱についての記載はなし。ワット数は1,200Wと指定があります。筆者宅は温度設定タイプのオーブントースターなので、230〜250度に調整して調理しました。しかし予熱なしで調理してみると、なかなか焼けず……。結果的に倍くらいの時間がかかってしまったので、予熱ありの調理をおすすめします。
できあがったハッシュブラウンは、やや焼き色が弱め。しかし思った以上にサクサク感がありました。中はしっとりやわらかく、少しほくほく感が増しています。もっとも違うのはオイリーさ。油で揚げたもののようにくどさがなく、しかし適度に油も感じられ、ちょうどよい味わいです。
揚げ物からジュワッと油が染み出す感じが苦手な方は、ぜひオーブントースターでの調理を試してみてくださいね。