くれぐれも「使えるかどうか」ではなく「使っているかどうか」の事実で判断するようにしてください。
わが家の場合は「毎日リビングで使っているモノ」はたったこれだけでした。
〈1軍〉家族で共有している爪切りや綿棒・猫の毛掃除用のコロコロ・わたしのコスメやスキンケア用品・娘の漫画本
次に使っていないモノを取り除き「リビングでときどき使うモノ」を整理しました。
〈2軍〉薬・電池・コスメのストック・猫のケアグッズ・ポーチ類
「1年以上使っていないモノ」は今後も使わない可能性が高いので処分を検討しましょう。ただし、無理に捨てる必要はありません。
わたしは、使っていなくても思い出があるモノや、デザインが気に入っているモノなどは残してOKということにしています。
ただし、ものおきに移動するなどして1軍と2軍のモノを出し入れするときに邪魔にならないようにするのがコツです。
要・不要の判断は、はじめのうちは時間がかかると思いますが、慣れるとだんだん早く判断できるようになってきます。
何度も繰り返し行っていると極力ムダなモノは家の中に入れないように意識するようになりした。うれしいことに、衝動買いで失敗することが少なくなりました。
STEP3 しまう
STEP2で使用頻度別にモノを分けたら最後に収納していきます。
ポイントは、1軍⇒2軍の順番で収納することです。
わが家のリビング収納の場合は、1番下の段が最も出し入れしやすいので、そこに毎日使う1軍を特等席に仮置きしました。次に2軍のモノを置いていきます。
何度も場所を変えて試行錯誤……。最終的にはこのようになりました。
上段は子どもが取りにくい高さなので、主に大人が使うモノを収納しています。子どもが使うモノは下のほうに収納しました。
奥行きのある棚の場合は、手前に1軍のモノ、奥に2軍のモノというように分けて収納するのもオススメです。
もし収納グッズがなければ、いったん袋などを使って仮置きした状態で生活してみましょう。
生活しているうちに「こんな収納グッズがあったら便利そうだな……」というモノがあったら、この時点で購入すれば失敗やムダ買いを防ぐことができます。
正しい順番で片付けを成功させよう!
部屋を片付けたいと思ったら、収納ボックスを先に買うのではなく、モノを全部出して整理することからはじめましょう。今、使っているモノだけを残したら使用頻度によってわけて収納場所を決めていきます。仮置きしてみて使いにくさを感じるようなら、収納場所や収納方法を変えていろいろ試してみましょう。時間があるときにぜひチャレンジしてみてくださいね。