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脚のむくみもオフ!股関節のリンパを流して免疫力を高めるセルフケア&ヨガポーズ

寒さが深まるとともに、風邪やインフルエンザが流行するこの季節。筋肉の硬直で滞ったリンパの流れをピンポイントに改善するヨガで免疫力を高め、ウイルスや細菌を撃退する体をつくりましょう! ヨガ講師、鍼灸・按摩マッサージ指圧師の石田先生に「股関節」のリンパの流し方を教えていただきました。

ヨガジャーナル日本版編集部

股関節のリンパ節「鼠蹊部のくぼみ・内腿の付け根」をケアしよう

リンパ節は鼠蹊部と内腿の2カ所。ここへの刺激で、重力で下がりがちな下半身のリンパがスムーズに循環します。疲れやだるさを取り除きながら、むくみのないスッキリ美脚も実現!

鼠蹊部

ヨガ前に「ヒップローリング」

上半身を固定させたまま脚を動かし、硬くなりやすい股関節をゆるめるケア。骨盤を床につけて中央にある「仙腸関節」ほぐし、脚へつながる神経や、ここが起点となる副交感神経の働きを高めるためリラックス効果も◎。

HOW TO

仰向けで膝を90度くらいに曲げ、脚全体で8の字や円を描いて股関節を動かす。気持ちいい程度に数回行い、反対回しも同様に。

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ヒップローリング/Photo by Shoko Matsuhashi

1.2つのリンパ節を同時に刺激してリンパのポンプ作用を促進する/戦士のポーズⅠ

背骨と骨盤を大腿骨につなぐ腸腰筋を使って鼠蹊部を開き、深鼠蹊リンパ節をストレッチ。反対側の脚は内腿にある浅鼠蹊リンパ節を刺激しながら、相反する動きでリンパを促進します。

鼠蹊部

HOW TO

脚を前後に開き、後ろ足のつま先は外側に向ける。吸う息で両手を平行に上げ、吐く息で前足を90度に曲げ5呼吸キープ。反対側も同様に。

POINT:骨盤を正面に向けて重心は下側に落とす

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横から見た戦士のポーズⅠ/Photo by Shoko Matsuhashi

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前から見た戦士のポーズⅠ/Photo by Shoko Matsuhashi

NGポーズ

前足重心では前腿の筋肉がうまく伸ばせず、腰も痛める原因に。また骨盤がねじれると鼠蹊部のストレッチ効果も半減。骨盤は正面&重心は下向きで安定させるように意識して。

鼠蹊部
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横から見た戦士のポーズⅠのNG/Photo by Shoko Matsuhashi

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前から見た戦士のポーズⅠのNG/Photo by Shoko Matsuhashi

教えてくれたのは...石垣英俊先生
神楽坂ホリスティック・クーラ代表。鍼灸・按摩マッサージ指圧師、カイロプラクターとして施術に従事しながら、全米ヨガアライアンス200h修了ヨガインストラクター、日本ヨーガ療法会認定ヨーガ教師としても活躍。

全米ヨガアライアンス
ヨーガ療法

モデルを務めてくれたのは...池田莉子さん
モデル・ヨガインストラクター。新体操の選手として活躍したのち、ヨガの道へ。モデルとして雑誌や広告、CM、ファッションショーなどに出演しながら、幅広くヨガの普及につとめている。

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