お金を貯めようとしているのになぜか貯まらないことはないでしょうか? 貯まる人になるための近道は、「貯まらない人がやりがちなことを改めること」から。ここでは「貯まらない人によくある特徴」を紹介します。
お金が貯まらない人はこんな人
「今月もお給料日なのに、支払いのスケジュールがいっぱいで、貯めるどころじゃない!」なんて毎月の支払いに頭を抱えている人はいませんか?
このような人は、いつの間にか貯まりにくい習慣にどっぷりつかっているのかもしれません。
貯まらない人には特徴があるので、一つでも当てはまるところがないか、チェックしてみましょう。
1 お金のことに苦手意識がある
貯まらない人は、お金のことに対する「苦手意識」がある人が多いです。数字を見るのが嫌い、計算をするのが嫌い、頭を使ってお金を使うことがストレスなどなど、一つでも当てはまるところはありませんか?
このような人は、「使いたい時に、使いたいだけお金を使うという生活が一番ストレスが少なく落ち着く」という人が多いのですね。
そして、「こんな生活をしていたら、お金がなくなっても仕方ないな」とうすうす自分でも気がついているのですが、苦手なお金のことにチャレンジすることを考えるとやる気が起きず、ずるずると今の生活を続けているという人が多く見られます。
もちろん、好きなように好きなだけお金を使っても、お金が余るほど収入が多い人なら良いのですが、多くの人は、そのようなお金の使い方をしていたら、すぐにお金が無くなってしまいます。
実際には、お金を貯めるためにはそれほど難しい計算も、苦しい節約も必要ないのです。でも「苦手意識」が強いと、「すごく難しくて大変そうだからやりたくない」という意識の方が先に働いてしまうのですね。
お金は使い終わってからないことに気がついても、後の祭りです。本当に苦しくなってから頑張るよりも、まだゆとりのあるうちから、少しずつチャレンジしておくと、将来の自分のためになるはずです。
例えば、今日使った1日のお金を確認するといった簡単なことでも構わないので、今日できることからひとつチャレンジしてみてはいかがですか?
2 お金の価値を低く見積もる
日本人にありがちなのですが「お金に執着しないことこそ美徳」といった価値観を持っている人もお金が貯まりにくい傾向があります。
「これは子どものためだから」「友達のためだから」「思い出のためだから」「どうしても必要なものだから」という支出が多すぎる人も要注意です。
もちろんお金より大切なことはたくさんあるのですが、後先を考えず、何にでも糸目をつけずにお金を使えばお金は無くなってしまいます。
なかには「お金なんかなくてもいい」という人もいるのですが、借金を考えるほどに支出が増えたり、日々の食事にも困るほどお金が無くなったりしたら、お金がないことに「本当にこれでいいのかな」と不安も覚えるようにもなるはずです。
お金より大切なことはたくさんありますが、「お金は大切ではない」ということではないですよね。
お金についても、健康や教育と同じくらいの価値観を持って真剣に取り組めば、大切にしている他のことと同じように成果があらわれるはずですよ。
3 いい人になりすぎる
人からの勧誘や、お付き合いなど、「嫌と言えない、いい人過ぎる人」もお金が貯まりにくい傾向があります。
もちろん、人とのお付き合いの全てをなくす必要はありませんし、大切にしたいお付き合いを維持するためのお金を惜しむべきではありません。むしろ大切なお付き合いには率先してお金をつかっていただきたいところです。
しかし、内心では「どちらでもよい」とか「無駄なのでは?」と思っているようなお付き合いも断ることができなかったり、良いも悪いも考えずに誘われるがままになってしまう人は、いつの間にかお金が無くなってしまうことに。
このような人は、「うまい儲け話がある」「絶対返すからお金を貸してほしい」といった怪しい話の類にも簡単に騙されやすい傾向があり、一瞬で大金を失うような危険もありますので注意が必要です。
「いい人」であることは魅力のひとつではありますが、時には「嫌われてもいい」というくらいの判断をすることや、大切なお友達からの相談であったとしても「裏がないかな?」と立ち止まって考える冷静さも必要です。