今週のみずがめ座の運勢
illustration by ニシイズミユカ
親ガチャを超えて
今週のみずがめ座は、訳の分からないものを訳のわからないままに留めていこうとするような星回り。
26歳の若さで病没した19世紀前半のロマン派詩人ジョン・キーツは、近年は「ネガティブ・ケイパビリティ」という言葉を初めて使い始めた人物としても知られています。
アイデンティティを持たない詩人は、それゆえにアイデンティティを必死に模索する。それには不確かさや、神秘的なこと、疑惑ある状態の中に留まり続ける能力を必要としますが、キーツはそれをネガティブ・ケイパビリティ(負の能力)と呼んだのです。
あなたもまた、確からしい結論にすぐさま飛びつく代わりに、その手前でまだ何か足りないものがあるという感覚を深めていくべし。
今週のうお座の運勢
illustration by ニシイズミユカ
ずずん、ビビんと揺らぐ
今週のうお座は、妖気のただよう縁や交わりにすすんで近づいていくような星回り。
『立ち歩く逢魔が時の一葉かな』(中川欣一)という句のごとし。明るいのに暗い感じのする、鬼気迫った怪しさがこめられた一句ですが、描かれたシチュエーションの理解としては『ゲゲゲの鬼太郎』で鬼太郎が妖怪アンテナを立てたときに置き換えてもいいでしょう。
水木しげる然り、うお座の人たち自身どこか得体の知れない妖怪めいたところがあるのですが、あやかしは別のあやかしを引き寄せる性質を持っているのかも知れません。
あなたもまた、何かの拍子でそうした関係性やつながりこそがみずからの実体なのだという感じが強まっていきやすいでしょう。
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