「温活」は冬にやるものだと考えている方も多いはず。実は冷たい物の摂取が増えたり、冷房の影響を受ける夏は、知らず知らずのうちに身体全体が冷えてしまいがちに。そこで、血流の悪化など体の不調につながる冷えを回避し、夏を元気に過ごすための温活習慣をご紹介します。即始められるものばかりなので、ぜひトライしてみてくださいね。
「冷え」により起こり得る体への影響
男性に比べて筋肉量が少なく、体の中で熱を生み出しにくい女性の体。これにより、私たち女性の体は冷えやすいのです。この冷えが原因で起こり得る症状としては月経不順、PMS、薄毛や抜け毛、白髪、肩こり、腰痛、頭痛、疲れ、関節痛、めまい、耳鳴り、しわ、しみ、たるみ、くま、イライラ、不眠、不安感、だるさなど。これらを回避するためには、体を温めて血液循環をスムーズにすることが大切です。
温活におすすめの「4つの方法」とは
体を温める方法として、具体的にはどのようなことをすれば良いのでしょうか。即実践できるものから少し準備が必要なものまで、おすすめの温活方法をご紹介します。
1.手首、足首、首と「3つの首」を冷やさないこと
手軽に実践できるのは、普段からくつ下を履くこと。また、腹巻やネックウォーマーをつけることもおすすめです。まずは、簡単にできることからチャレンジしてみましょう。
2.体の内側からの温活する
温かいものを摂ることで体の内側から温まり、血行促進へつながるとされています。そこで、気温の上昇により冷たいものを接種しがちですが、意識をして温かいものを摂るようにしましょう。
外出時には、根菜類や香辛料を使用したフードを保温性の高いマイボトルに入れて持ち歩いてみるのはいかがでしょうか。また、飲み物はルイボスティーや麦茶、杜仲茶などのノンカフェインのものを選ぶようにしましょう。
なかでも温活中におすすめなのは「白湯」です。夏はエアコンの影響で体内の内臓も冷えがちに。そこで、内臓の温度を高めて代謝を上げてくれる白湯を積極的に摂取するようにしましょう。飲むタイミングは、朝一番にゆっくりと飲むのがおすすめですよ。
3.筋肉をつける
熱をつくる筋肉量が少ないため、女性の体は冷えがち。筋肉量をアップするためには、普段からエクササイズやストレッチをするように心がけ、熱をつくるための筋肉をつけることが大切です。効果的な呼吸法で、酸素を体に巡らせましょう。
4.ゆっくりと湯船に浸かって全身温活
4つ目のポイントは、ゆっくりと湯船に浸かることです。「夏はシャワーだけ」という方が多いかと思いますが、夏の体はエアコンなどで冷えて代謝が悪くなっていることも。また、外気温と室内の温度差で内臓も疲れがちに。暑い夏こそ湯船に浸かって、全身温活を心がけましょう。
おすすめの方法は38〜40℃のお湯をはり、30分程度つかること。この時に岩塩などのバスソルトを入れることで、血行促進効果やリラックス効果も期待でき、より健康的な温活となりますよ。
即実践できる温活にさっそくトライ!
長時間に渡って冷房の効いた部屋に居たり、冷たいものの摂り過ぎや運動不足など、夏こそ身体を冷やしてしまいがちなシーズンです。
そこで今回は冷えた体を内側から温め、基礎体温をアップして体調を整える「温活」アイデアをご紹介しました。冷えでお悩みの方は、すぐにでも実践してみてはいかがでしょうか。