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たった5回で引き締まる!筋トレ効果が倍増する「スロトレ」のやり方

美容

『スロトレ』というワードを聞いたことがある女性は多いのではないでしょうか?効果が倍増すると話題のトレーニング方法です。しかしなんとなくイメージはできるけど、具体的な方法はわからないという人もいると思います。そこで今回は、スロトレのメリットから方法までをご紹介していきます。

スロトレとは

スロトレとは『スロートレーニング』の略称で、筋トレ方法の一つです。

ダイエットでは基礎代謝を上げることにより、痩せやすくリバウンドしづらい体質になります。その基礎代謝を上げるためには、筋トレが必要不可欠なのですが、「腹筋50回、腕立30回を毎日・・・」などを行うと時間もかかる上に、つらくてモチベーションが下がり長続きしないのが現状でしょう。

では「腹筋50回、腕立30回を毎日」と「腹筋5回、腕立5回を週2日」が同じ効果があるとしたらどうですか?これだけ回数が少なくなればできそうな気がしますよね!

“低負荷で少ない回数でも、ハードな筋トレと同じ効果があること”

まさにこれが、女性が願う『楽して痩せたい』を叶える方法ですね!

スロトレの仕組み

スロトレは。低負荷でも高負荷の筋トレと同等の効果が得られるとされています。その仕組みには、血流が関係しています。

筋トレを通常よりゆっくり行うことにより、常に筋肉が緊張している状態になり、血流が制限されます。筋肉の血流が制限されるというのは通常、重い物を持ったときに起こる現象ですが、スロトレも同じく血流を制限させることにより、筋肉が『重い物を持っている』と錯覚するのです。

その結果、スロトレでは高負荷の筋トレと同じ効果を得ることができます。なお、ベルトで血流を制限する『加圧トレーニング』も同じ原理ですが、こちらは資格がないと施術できないので、専門のスタジオに行かないといけません。スロトレと比べるとハードルが高くなるでしょう。

加圧トレーニングで効率的に筋力アップ!加圧トレーニングのメリットを紹介

女性がスロトレをするメリット

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1、1日10分、5回でOK

スロトレで行う筋トレ種目のほとんどは、平均回数5回で終わらせます。通常の筋トレでは、重りを持った状態で15回~20回が平均なので、三分の一の回数で同じ効果が得られるという計算になります。結果として時間短縮にもなるので、忙しい方でも続けやすいですね

2、週2~3回でOK

スロトレは毎日やるよりも、筋肉を休ませながら鍛えたほうが効果的です。例えば、月水金だけトレーニングをするなど、連日を避けるプランでスケジュールを組んでみてくださいね!

3、基礎代謝が上がる

スロトレは体の中にあるインナーマッスルも鍛えられるので、基礎代謝が上がりやすくなります。その結果、太りにくい体質になれます。冷え性の改善にも役立ちます。

4、成長ホルモンの分泌

スロトレをするとハードな筋トレと同じ量の乳酸がでて、成長ホルモンの分泌を促します。その量は安静時の数百倍になると言われており、筋肉の発達や脂肪分解、回復力アップ、美肌など、さまざまなメリットが期待できます。

5、メリハリボディになれる

スロトレでは“痩せる”というより“引き締まる”という表現が正しくなります。たるんだ筋肉に張りを出すので、脚とお腹周りは引き締まり、胸はバストアップ、お尻はヒップアップします。

6、高負荷と同等の効果

負荷をかける際は、ダンベルやバーベルなど重りが必要ですが、そのせいでハードルが高く感じてしまう女性もいますよね。スロトレは道具を使わない低負荷トレーニングですが、ダンベルやバーベルを使った高負荷トレーニングと同等の効果があると言われています。

7、初心者でも安全に行える

スロトレでは重い物を扱わないので、安全性が高まります。筋トレ初心者であっても、怪我の可能性が低くなるのも大きなメリットですね!

スロトレにかける具体的な時間

例としてダンベルを使って腕を鍛えるときの説明をします。

腕を伸ばして腕を曲げることにより筋肉が鍛えられますが、スロトレではその「伸ばす」「曲げる」の動作をそれぞれ3秒以上時間をかけます。伸ばした状態から曲げるまでに3秒、曲げてから伸ばすまでに3秒の合計6秒以上かけることにより、スロートレーニングの効果が出ます。

ただし、6秒かけて行う動きが楽にできてしまう場合は、その負荷では十分に効かせることはできません。最も効果的な秒数は、筋肉量によっても異なってきます。6秒(3秒ずつ)×5回が簡単に感じたら、10秒(5秒ずつ)×5回に挑戦しましょう。

上限はありませんので、慣れてきたら20秒、30秒とさらに負荷をかけたスロートレーニングを試してみてくださいね!

【トレーナー監修】超基本!筋トレ初心者が知るべきトレーニングの3原理『過負荷・可逆性・特異性』
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