都内の小さなワンルームでは、考えもしなかった理想の住まいづくり。在宅勤務が増えた中で住空間を見直される中で出会った住まいは、広さや明るさといった基本的なスペックに加えて、趣味の料理も楽しめそうなワクワクする環境でした。引越しを機に、動き出した仕事も、日々の生活も充実するお部屋作りについてお話を伺ってきました。
憧れのカウンターキッチンを自分好みに彩る
cororiさんが在宅勤務が多くなったことをきっかけに探された現在の住まいは、それまでのワンルームよりも広く、快適なお部屋でした。
「物件を探している時は、寝室にワークスペースを設けられるような住まいを探していました。ただこの住まいを見つけた時に、温かみのある無垢材が際立つキッチンに一目惚れしてしまい、そのままこの住まいに即決することとなりました」
お菓子作りが好きでキッチンを使う機会も多いと話すcororiさんにとって、開放的な居心地の良いキッチンで料理が出来るということはとても嬉しいポイントだったのだそう。
「憧れのカウンターキッチンであるとともに、デザイナーズ物件ならではの無垢材×白のデザインに一目惚れしました。広めの作りなので、日々の料理のしやすさはもちろん、カウンター越しに友人をおもてなしできる点もとても気に入っています」
完成度の高いキッチンはインテリアを考える上でもモチベーションがあがるポイントになったとcororiさんは話します。
「インテリアは好きではあったものの、1からコーディネートするほどの自信はありませんでした。今回の住まいはもともとのデザインが完成度の高いものだったので、そこから考えていけるのは気持ちがすごく楽になりましたね」
キッチンでの時間を楽しむアイテムにもお気に入りのものがありました。月兎印のスリムポットはデザインに惹かれた住まいのアイコン的な存在。
「コーヒードリップ用のやかんやケトルを探していたところ、滑らかでレトロなシルエットと大好きなキャメルカラーに惹かれて購入しました」
ビタミンカラーのアイテムは使っているだけでも、気持ちが元気になれると話すcororiさん。明るいカラーのアイテムはお部屋の中でもさまざまなところで取り入れられていました。
好きな色合いやデザインは趣味の料理を彩る器にも。なかでもお気に入りのパラティッシのお皿は昔から自分へのご褒美として少しずつ買い足されている器なのだそう。
「パターンやテキスタイルがもともと好きで、少しずつ北欧食器を買い足していくのが趣味です。
とくにパラティッシシリーズは和洋どちらの料理にも合う使い勝手の良さも気に入っています」
お気に入りのキッチンは読書のための場所としても使われています。
「カウンターに無印良品の壁につけれる家具を立てて置いたところシンデレラフィットしてくれて、読書も捗る場所になりました。ここでは、お気に入りだけを集めて楽しんでいます」
デスクやソファの上はもちろん、定期的にキッチンの読書棚も見直されながらインテリアの1つとしても本が活躍している様子が印象的でした。
賃貸には珍しい、大きな窓が付いていることで日当たりも良く、1日中居心地の良さそうなキッチン。インテリアを買い揃えて理想の空間を作るのも良いですが、備え付けの家具に着目して物件を探してみるのも面白そうです。