願い事を叶えてくれるという神石や不老長寿の名水も
境内の一角にある「願かけ石」
霊験あらたかなスポットはまだまだあります。「願かけ石」と呼ばれるこの石は、古くから神石として信仰されていましたが、室町時代の頃から人々が手を触れて願い事を口々に唱えるようになったといいます。
願掛けにあたっては、「まず心の中で願い事を念じてこの神石を３度撫で、さらに願い事を唱えるべし」とされています。
飲用水としても親しまれている「神の泉」
楼門のちょうど正面にあたる参道沿いに、滾々と清水が湧く手水舎があります。「阿蘇神社」が鎮座する一の宮は、良質の地下水が湧出する“清泉の町”であり、「阿蘇神社」の門前町には多くの水基（水飲み場）が点在しています。
特にこの「神の泉」は、飲めば不老長寿のご利益があると珍重され、水汲みに訪れる人たちの姿も。やわらかな口当たりでとても美味しい水です。
由緒ある「阿蘇神社」のご朱印帳やお守りもお忘れなく
（左）「厄除開運守」800円、（右）「金運守」800円
そのほか「心と体の御守」（800円）などもある
「交通安全の御守」1000円
御朱印（書き置き）500円、「阿蘇神社御朱印帳」2000円
「阿蘇神社」をお参りしたら、御札所に立ち寄りましょう。御札所には色鮮やかなお守りが並んでおり、厄除けや金運、身代わり、交通安全、合格祈願などご利益はさまざま。楼門がデザインされたご朱印帳もありますよ。※現在ご朱印は書き置きのみを授与
復旧が進む阿蘇のシンボルは、魅力もご利益もたくさん。阿蘇を訪れたら、ぜひ「阿蘇神社」を参拝してみてください。
■阿蘇神社（あそじんじゃ）
住所：熊本県阿蘇市一の宮町宮地3083-1
TEL：0967-22-0064
営業時間：6〜18時（御礼所は9～17時）
定休日：無休
料金：境内自由
Text：前田健志（パンフィールド）
Photo：梅木啓志（パンフィールド）
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