見た目だけではなく、使いやすさにもこだわった作り
ozenは、板前が握りたての寿司をのせる寿司下駄をベースに作られたものですが、和食に限定されないモダンなデザイン。角のとれたなめらかな形状は、小田原の職人が一つひとつ丁寧に仕上げているものです。
さらに、ボードには縁取りがあり、料理のドレッシングや醤油などがこぼれにくい作り。食品衛生法に合格しているウレタン樹脂を吹きかけてあり、色やにおいが移りにくいという特徴もあり、気負わずに日常的に使用できる工夫が盛り込まれています。
組み合わせ方や重ね方で、毎日新鮮な食卓になる
koudaiもozenも、KIKIMEで販売されているほかの器に合わせやすいサイズに設計されています。もちろん、すでにご家庭にある器との組み合わせも自由自在。下に重ねたり、上に置いてみたり、そのときどきで配置のしかたを変えてみれば、いつも違った雰囲気の新鮮なテーブルコーディネートを楽しむことができます。
背伸びをしなくても日常を豊かにできる。「ちょうどいい」器
ご紹介した2種のシリーズなどの器は、KIKIMEの公式オンラインショップにて購入可能です。ショッピングモールなどでポップアップショップが開かれることもあり、その予定はInstagramで告知されています。
以前行われていたポップアップショップにお邪魔してみると、一つひとつの器のデザインや作りのこだわりや、できあがるまでの道のりなど、スタッフの方からたくさんのお話を伺うことができました。
そこで、KIKIMEのサイトに掲げられている「妥協はしたくないけど、背伸びもしない。」の言葉に通じる想いを伺いました。
「器には、比較的安価に手に入る量産のものと、貴重で非常に高価な作家さんのものがあり、どんどん二分化されているように思います。KIKIMEが作ろうとしているのは、そのどちらでもない器。日本各地ですばらしいものを作る方たちと信頼関係を築き、これまでにない用途や色・デザインを提案し、協力しあって、人の暮らしを豊かにできるものをお届けしていきたいです」
ベーシックで引っ掛かりのないものではちょっとつまらない。けれども、作家さんの一点ものにはなかなか手が出せない、手に入っても貴重だからと気軽に使えず、置き物のようになってしまうという方も多いのではないでしょうか。KIKIMEの器はそんな方たちも納得できるこだわりが感じられ、日常的に使うことができる、「ちょうどいい」アイテムとなっています。
サイトでも、一つひとつのアイテムの製造秘話などを知ることができます。ぜひチェックして、お気に入りを見つけてみてはいかがでしょうか?
photo / KIKIME
KIKIME(キキメ)