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[鳴子温泉郷でレトロさんぽ]のんびり湯めぐり&ステキなものさがし

旅行・おでかけ

奥州三名湯のひとつにも数えられる宮城県大崎市の鳴子温泉郷。7種類もの泉質が揃う温泉めぐりはもちろん、名物の栗だんごや伝統工芸品のこけしを求めて温泉街をぶらり歩いてみましょう♪絶景が望めるカフェやオススメの温泉宿もご紹介します。

【桜井こけし店】絵付け体験もできる老舗のこけし店

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東北ならではの工芸品といえばこけし。温泉地において子どもへのお土産として親しまれたものだといい、宮城県にある5系統のうちの一つがここ鳴子になります。

鳴子こけしの特徴といえば、どっしりとした安定感のあるシルエット、そして重ね菊や菱菊など華やかで写実的な模様。首を回すと「キュッキュッ」と音も鳴るのだそう。

江戸末期から続く「桜井こけし店」で現在制作されているのは、5代目・櫻井昭寛さんと6代目・尚道さんの2人の工人さん。こけし一体一体はなめらかな木肌にとても繊細な筆さばきで描かれていて、凛とした美しさを誇ります。

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「ミニ鳴子こけしシリーズ」約6〜8cm 1つ2640円

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「Codama waon」約6.5〜7cm 1つ2640円

こちらはCodamaシリーズの「waon」というこけし。伝統こけしとはまたガラッと印象が違い、日常のインテリアに溶け込むような色合いと強さを抑えた表情がとってもキュート!いま流行りのくすみカラーとスタイリッシュな見た目で若い女性に大人気なんだそうです。

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お店では絵付け体験(2200円~)も可能。鳴子こけしの特徴を解説した紙が用意されているので、鳴子こけしの絵付けにトライしてみましょう♪

桜井こけし店

さくらいこけしてん

住所: 宮城県大崎市鳴子温泉字湯元26

TEL: 0229-87-3575

営業時間: 10時~17時30分(土・日曜、祝日9時30分~)

定休日: 不定休

【こけし堂】週末のみオープンする穴場×絶景カフェ

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絶景を眺めながらカフェタイム。写真は「自家製レモネード」600円とその日オススメのお菓子1個100円

古きよき風情がただよう温泉街からちょっと坂道をのぼった途中にある「こけし堂」は、思わずひとり占めしたくなるような絶景と、おしゃれな空間が広がる穴場的なスポット。

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先ほど紹介した「桜井こけし店」が運営するカフェで、元々は4代目が昭和40年ごろにはじめた場所だといいます。当初はこけし好きな人が集まる憩いの場のような存在でしたが、4代目が亡くなられてからはしばらく使われていなかったのだとか。

崖の上にあるこの店は、山々に向かって突き出すように部屋があり、窓一面に広がる景色がとにかく最高のひと言。何もさえぎるものがなく、雨が滴る日も、夕焼けに染まる時間も、青葉から紅葉、そして一面真っ白な雪景色まで、山々のいろんな表情を見ることができます。

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喫茶で提供するのは、ここからの景色をイメージしてオリジナルで作ってもらったという「こけし堂ブレンド」のほか、鳴子のブランド米「ゆきむすび」の米粉を使用した自家製クッキーなど。ゆっくりと時間が流れ、風景に癒され、心も体も満たされました。

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(左)「こけし堂ブレンド」500円、(右)「自家製ゆきむすびクッキー」200円

基本的にオープンするのは週末のみで、休みは不定期。紅葉の時期には鳴子峡近くにある姉妹店「こけし堂 峡-kyo-」が期間限定で開かれるそうです。詳細は公式Instagramなどでお知らせがあるのでぜひチェックしてみてくださいね。

■こけし堂

住所:宮城県大崎市鳴子温泉湯元26-9
交通:JR鳴子温泉駅から徒歩3分
TEL:0229-87-3575
営業時間:10~16時
定休日:不定休

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