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婦人科検診はなぜ必要? ストレスと病気の関係は?[最新フェムテック|気になる婦人科の不調 vol.07]

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年齢は関係なく女性ならなりやすい婦人病。知っているようで、知らない症状のサインなど、ここで再確認。ただの生理痛だと思っていたら病気だった、なんていうことが起こるかも! 女性にカラダにまつわる知識をここでしっかり持って、自分のカラダと向き合ってみましょう。

女性であることをもっと楽しむために知っておきたいフェムテック事情

女性として生まれたからには、自らの心とカラダに向き合い、
女性という“ 性”を長く大切にしていきたいもの。
デリケートゾーンにまつわる知識やケアをあらためておさらいして、
美のポテンシャルを引き出すフェミニニティを高めよう。

*フェムテックとは
フェムテック(Fem Tech)とは、Female(女性)・Technology(テクノロジー)の略語で、
現代のテクノロジーを駆使して、女性の健康にまつわる課題を解決するためのサービスやプロダクトのこと。
近年、海外での市場が急速に拡大し、日本でも盛り上がりを見せてきている。

教えてくれたのは……

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日本産科婦人科学会専門医/高尾美穂さん
女性のための統合ヘルスクリニック「イーク表参道」副院長。内科・婦人科・乳腺の診療を通して女性の健康をサポートし、ライフステージ・ライフスタイルに合った治療法を提示し、選択をサポートしている。

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日本産科婦人科学会専門医/福山千代子さん
「アヴェニューウィメンズクリニック」院長。的確なバドバイスのもと、女性ホルモンに影響される不調や悩みを抱える女性の生き生きとした生活をサポート。婦人科系のアンチエイジングケアにも精通。

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Q. 胸にしこりや張り感があります。

症状によっては乳がんの可能性も

A. しこりがあるなど乳がんは自分でも発見できる可能性があります。けれど、乳腺が発達している授乳中はなかなか分かりにくいものですが、マンモグラフィや超音波検査は受けられないわけではないので、病状に心配があれば検診を。(高尾先生)

Q. ストレスや疲れも婦人科系の病気の原因になる?

女性はストレスに敏感。疲れを溜めない生活を

A. 脳と卵巣は関連があり、本来女性ホルモンの分泌や働きが安定している時期に過度なストレスを受けると、自律神経のコントロールがうまくできなくなります。その結果女性ホルモンのバランスが乱れ、月経不順や無月経になってしまう人も。(高尾先生)

Q. 何も症状がなくても婦人科検診は必要ですか?

自覚症状が出ないがんもあります

A. たとえば子宮頸がんは初期だと自覚症状がないのが一般的。一方で大きな筋腫があるのに症状がない場合も多く、筋肉と勘違いして気がついていない場合も。早期発見には、年に1回の婦人科検診をするに限ります。(高尾先生)

Q. 婦人科の検診って痛みはありますか?

多少の違和感があるかもしれません

A. クスコという器具を使って子宮の入り口を調べる際に、人によっては若干の違和感があるかも。つらい痛みを感じるわけではないので安心して検診を。卵巣などの病気も見つけにくいもの。年に一度は検診を受けて健康に気を配って。(高尾先生)

Q. 婦人科検診のブライダルチェックって?

出産を望む女性なら誰でも受けられる検診

A. 将来の妊娠や出産にそなえ、不妊の原因になりうるクラミジアや風疹、トキソプラズマ抗体など妊娠中に感染したくない感染症に対する抗体をあらかじめ確認します。(高尾先生)

Q. 婦人科系の病院って何となく行きにくいです。

何でも相談できるかかりつけ医だと思って

A. 婦人科は、妊娠して初めていく場所ではありません。妊娠に備えて定期的に体を備えておくところだと思ってください。デリケートな問題だからこそ、安心して何でも相談できる信頼できる主治医をぜひ見つけてほしいです。そうなれば、ちょっとおしりに湿疹ができただけでも相談できたり。身近なところに信頼できる婦人科医がいると、1人で心配ごとを抱えることなく、気持ちも楽になれると思いますよ。(高尾先生)

Illustration:Nozomi Yuasa edit&text:Chie Sakuma re-edit:Kaori Hasegawa

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