気象病の症状をケアする
気象病の症状が現れた時は、症状を和らげるためのマッサージやストレッチを取り入れて。辛い場合には無理せず薬を飲みつつ、ケアで補おう。
1、片頭痛と緊張型頭痛をケアするマッサージ
片頭痛は吐き気や嘔吐を伴う場合も。和らげるには、顔まわりにある咬筋と内側翼突筋をほぐすこと。一方、緊張型頭痛は頭を締めつけられるような痛み。眼精疲労が関係していることが多く、こめかみを中心にマッサージ。
【1】咬筋 食いしばった時に硬くなる咬筋をマッサージ。頬骨の下に人差し指、中指、薬指を当て、内から外へ押しながら回す。
【2】内側翼突筋 頬骨の下に縦に走る筋肉。3本の指は【1】と同じ位置に置き、下から上へ、上から下へ、軽くポンポンと押す。
【3】こめかみ 緊張型頭痛で最も痛くなりやすいのがここ。指を広げてこめかみから眉上あたりに置いたら、小さく円を描く。
2、めまいをケアするストレッチ
気象病の症状として、頭痛の次に多いめまい。対処法としては、首の後ろと上半身のストレッチが効果的。首の後ろの筋肉がギュッと収縮するのを感じるのがポイントで、あまり無理せず、少しずつ練習してみよう!
うつ伏せで、両手を浮かせる。頭と両脚も床から離し、首の後ろの筋肉が収縮するのを意識しながら、上半身を持ち上げる。
体幹に力を入れて、息を吸いながら体を右側に45度ほど回転させる。その姿勢のまま数秒キープ。反対も同様に行う。
息を吐きながら、体をうつ伏せに戻す。手や頭、脚を床につき、全身の力を抜いてリラックス。心地よい疲れを感じよう。
久手堅 司(くでけん・つかさ)先生 内科医、せたがや内科・神経内科クリニック院長。「気象病・天気病外来」を立ち上げ、5000人以上を診療。近著は『気象病ハンドブック』(誠文堂新光社)。
※『anan』2022年11月23日号より。イラスト・Knty 取材、文・保手濱奈美
(by anan編集部)