「朝ごはん」が得意なインスタグラマー100人でつなぐリレー連載。忙しい毎日の中でも、楽しみながら、工夫しながら朝ごはんをつくる「料理上手」さんたち。今回は、ぬくもりが感じられる世界観が魅力のyumoさんが登場します。
マカロニメイトニュース
今日の料理上手さん
@yumo_latteさん
ほっこりと温まるおうちごはん写真と、カフェ巡りの写真を投稿しているyumoさん。ぬくもりが感じられる料理に合わせた、めずらしいうつわ使いにも注目を集めている。
だから、やっぱり朝ごはんが好き
ーー朝ごはんを好きになったきっかけや、できごとを教えてください。
「ふだん外食が多いので、朝は簡単なものでも家で摂るようにしています。
実家の朝ごはんは毎日和食。母は料理上手でどんなに忙しくても白米と味噌汁、焼き魚、副菜を欠かさず、ご飯のお供に納豆、とろろ、たらこ……。飾りっ気はないけどバランスの良い旅館のような朝食を毎朝欠かさず用意してくれました。
今は時間に余裕の出来た父が朝ごはん担当をバトンタッチ。温かい和朝食を母に振る舞っていて、それがとても微笑ましいです。朝ごはんを大切にしているのは、そんな両親のもと自然なことかもしれません」
「朝ごはん」のこだわり、あれこれ
ーー日々朝ごはんをつくるうえで、心がけていること、大切にしていることを教えてください。
「“楽しくつくる”“無理はしない”がモットー。大事な一日のスタートなので、負担と思ったら手を抜きます。休日のうちに常備菜を2〜3品用意。出かけたときには好きなパン屋さんで買っておいたパンを冷凍。常にストックがあるだけで負担が解消されます」
殿堂入りの朝ごはん
ーー朝ごはんのメニューでお気に入りを3つ選ぶとしたら?
パンとスープの朝ごはん
「“パンとスープ”、好きな響きです。よく作るのはポタージュスープ。メインの具材を決めて前日から仕込んでおきます。
素材によって豆乳を入れたり、味噌を入れたり、トッピングを変えてみたり……。バリエーション豊富で作る作業も楽しい。なにより失敗が少ないのでオススメ。パンと手作りスープだけでご機嫌な一日がスタートできます」
おにぎりワンプレート
「ちょっといびつなくらいの三角おにぎりが好き。ポイントは『ろく助の塩』を使うこと。塩の中に昆布や干し椎茸が入っているので、旨味のあるおいしいおにぎりが作れます。塩おにぎりでも十分おいしいけど、具材も楽しみたいのでたらこやすじこ、鮭、昆布、ひじき煮を混ぜてごま油をたらしたり……と、いろいろなレパートリーを楽しめるのも魅力。
この日の常備菜はれんこんと豚バラのきんぴらと、ピーマンの塩昆布和え。簡単に作れて箸がすすむ、お気に入りの常備菜です」
納豆定食
「和の朝ごはんには欠かせないのが納豆。ねぎやたまご、オクラ、漬物を刻んだり、トッピングを変えたり、ごま油をたらして風味を変えたり。あとは温かい味噌汁があれば十分だと思います。
この日はお弁当用に多めに焼いた卵焼きと鮭、常備菜のふきの煮物、れんこんのきんぴらがおかずです」