苔テラリウムは、初心者でも簡単に手作りできるインテリアです。今回は、苔テラリウムの作り方や育て方のポイントをまとめました。また、必要な材料や道具、作る手順も詳しく解説。おすすめの苔テラリウムキットや、すぐに飾れるおしゃれな作品もご紹介します。
苔テラリウムとは?
テラリウムとは、ラテン語で大地を指す「テラ(terra)」と場所を指す「リウム(arium)を組み合わせた造語で、ガラスなどの透明な容器の中で、必要な湿度を保ちながら生き物や植物を育てることをいいます。そんなテラリウムで苔をメインとして楽しむのが「苔テラリウム」です。
苔テラリウムは育てやすいだけでなく、手軽に作ることができるのも特徴で、幅広い世代から人気を集めています。
苔テラリウムの2つの種類
苔テラリムは、フタの有無や大きさ、鑑賞方法などによって種類がいくつかに分かれます。ここでは、代表的な「置き型」と「ハンギング型」タイプについてご紹介します。
置き型
置き型タイプの苔テラリウムは、場所を選ばずちょっとした空間に置くことができます。窓辺やデスクの上、洗面所などに置いておくことで日常の風景に緑が加わり気持ちが穏やかになりますよ。
ハンギング型
壁にそっと吊るして飾れるのがハンギング型タイプです。場所をとらずに彩りをプラスすることができますよ。いくつかを並べて吊るすのもかわいいのでおすすめです。
苔テラリウム作りに必要なもの
初心者にも育てやすく人気の苔テラリウム。実は必要な材料は少なく、誰でも手軽に作ることができるんです。ひとつひとつの材料について詳しくご紹介します。
容器
苔を育てるベースとなる容器はガラス瓶など、透明のものを選びましょう。苔は光合成をするため、光を通す必要があるからです。
土
容器の中で苔を育てるため、清潔な土を使いましょう。枯葉などが入るとカビが発生する原因になるので注意してください。また、できるだけ粒状の土を使うと、水や空気がいきわたりやすいのでおすすめです。