今回はパンに具材を貼り付けて焼いてしまう、簡単調理法のパンレシピです。忙しい朝でも、パンをトーストするのと肉を焼く作業が一度にできるので時短になります。
使いきれないものを活用
肉種には通年スーパーで手に入る大葉でも、季節によってはバジルを使ってもよいでしょう。スパイスはクミンシードを加えていますが、もし手元になくても難しく考える必要はありません。
例えば、コロナで「おうちごはん」しか選択肢がなかった時期、ついつい「凝った料理を作ってみよう」と買い揃えてしまったスパイスはありませんか? ナツメグやオレガノ、またはカレーにつかうガラムマサラやコリアンダーなどパウダーや乾燥スパイスでもおいしくできあがります。不安なら少量ずつ試しみてください。それでも何をどう使っていいか迷う場合は、カレー粉やコショウなど味の想像がつくものから試してみるのをおすすめします。
また、庭先やベランダでローズマリーやタイムなどを育てているならば、ちぎって生のまま加えてみましょう。使い切れないものや身近なものを有効活用して、味のバリエーションが広がるのは楽しいものです。
ソーセージマフィン(1個分・調理時間10分)
<材料>
・イングリッシュマフィン……1個
*肉種
・豚ひき肉……60g
・マヨネーズ……小さじ1
・塩……ひとつまみ
・ブラックペッパー……少々
・クミンシード……ひとつまみ
・にんにくすりおろし……小さじ4分の1
・大葉……2枚
・レタス……1枚
・トマト……1切れ
・ケチャップ……小さじ1
・粒マスタード……小さじ2分の1
<作り方>
⒈大葉以外の肉種の材料を混ぜてから、茎を取り除いた大葉を手でちぎって加えて再度よく混ぜます。
⒉マフィンを2つに割り、片方の断面に直接肉種を全体に広げながらくっつけます。
⒊フライパンに油小さじ2(分量外)を入れ、肉種がついた面を下にしたマフィンと片方のマフィンを一緒に並べ、中弱火で蓋をして焼きます。
⒋肉に火が通ったらレタスやトマトなどのお好みの具材とケチャップや粒マスタードの調味料を一緒にはさんでできあがりです。
工程も包丁とまな板を使わずに完成するので、地味にうれしいポイントではありませんか?
ぜひレタスやトマト、キュウリやチーズなどお好きな具材を追加してアレンジを楽しんでください。