CHANEL「J12」の洗練バリエーション
「J12 ファントム」33MM
あえての“真っ黒”はパートナーとシェアしても
ダイヤル、ダイヤルを取り巻くベゼル、そしてベゼル上の数字までがすべて黒、という潔さが格好いい。男性人気も高く、パートナーとのシェアにも最適。38mmの自動巻きムーブメント搭載モデルも展開。
「J12 ファントム」(直径33mm/高耐性ブラック セラミック、SS、クオーツ)¥885500/シャネル
「J12」
目にするたびに気分が上がる、贅沢なフェイス
マザーオブパールの文字盤に12個のダイヤモンドインデックスを配し、華やかさが満点。ぜんまいを巻く必要のないクオーツ式で扱いやすさも◎。
「J12」(直径33mm/高耐性ホワイト セラミック、SS、ダイヤモンド、クオーツ)¥1034000/シャネル
「J12・XS」
女性らしさを楽しみたいなら、小ぶりな19mmを
スポーティな表情はそのままに、華奢な腕にも似合う19mm。32個のブリリアントカット ダイヤモンドをセットし、小ぶりでも存在感は大!
「J12・XS」(直径19mm/高耐性ブラック セラミック、SS、ダイヤモンド、クオーツ)¥1138500/シャネル
4.30代からの時計選び~人気ブランドのレディースモデルを網羅!
スマホを見れば誰もが簡単に時間を知ることができるこの時代に、あえて“時計をつける”という選択。それは大人の今だからこそできる贅沢であり、働くBAILA世代にとってはひとつのたしなみかもしれません。
決して安い買い物ではないからこそ、せっかくなら自分らしく、納得のいく一本を選びたいもの。世界中で愛される個性豊かな時計から今回、7つの名品を厳選。
時計ジャーナリストの篠田哲生さんとともに、その魅力に迫ります。
「高機能なスマートウォッチなども続々と登場している中で、時間しかわからない時計を“わざわざ”選ぶのは、時間に対して誠実に向き合うということ。そういったことを意識してものを選ぶのは大切ですし、“自分の好きなもの”を選ぶという行為自体に意味があると思うんです。
今の年齢で清水買いしたものが、10年後にはカジュアルに使えるようになった……それはきっと自分が成長した証。毎日を共にし、自分の軌跡ともいえる時計だからこそ、そのときの気持ちに寄り添うものを、ちゃんと自分の目で選び、身に着けていただけたらいいと思います」(篠田さん)
今回、時計ジャーナリスト篠田哲生さんがBAILA世代の女性のために選んだおすすめの時計をご紹介。
じっくり読んで知って、お気に入りの一本との出合いがありますように!
1)気品ある手もとを演出する“アールデコ”デザインの本格派ウォッチ
「もともと、男性用の懐中時計が時間を知るための“道具”だったのに対し、“身を美しく着飾るため”のものとして生まれたのが女性用の腕時計。それまでは貴族が楽しむ一点もののアクセサリーでしたが、19世紀後半から起こった第二次産業革命で、機械化の波が押し寄せ、さまざまなものが大量生産されるようになったことで、広く一般の人にも楽しめる存在となり、新しいカルチャーとして生活に浸透していったのです。
いっぽうで、そんな“身を美しく着飾るため”の贅沢品を大量生産で作るなんて……!という考えも。そこで誕生したのが、芸術性と機械性を備えた“アールデコ”という新しいデザインのムーヴメント。一見するとシンプルで現代的な機械的な印象をあたえながらも、職人の手によるやさしくエレガントなこだわりも詰まっているのが特長です」(篠田さん)
そんなアールデコ様式の典型ともいえる美しい腕時計で高い人気を博した先駆者ロンジン。さらには現代のアールデコの名手フレデリック・コンスタントとともにご紹介。
■ ロンジン 「ドルチェヴィータ」
ロンジン「ドルチェヴィータ」L5.255.4.71.4 ¥204600
「BAILA世代の方には少し新鮮に映るかもしれないロンジンですが、実は1832年に創業し、国際的なスポーツイベントの計時も行うほどの“超名門”。
そんな歴史あるブランドだからこそ、昔ならではの技術を現代の時計においてもきちんと継承しているところはさすが! 花が広がるようなフランケ模様の文字盤や、青い針といった1920年代のクラシックスタイルを感じられる『ドルチェヴィータ』は、その代表格ともいえる名品です」(篠田さん)