■ フレデリック・コンスタント 「クラシック カレ レディース」
フレデリック・コンスタント「クラシック カレ レディース」FC-200MPWCD16 ¥294800
「34石ものダイヤモンドが入っているこちらは、10万円台前半から展開する人気の『クラシック カレ』シリーズの中でも華やかな一本。
フレデリック・コンスタントは“手の届くラグジュアリー”を掲げ、スイスの高品質なクラシック時計をこなれたプライスで楽しめるのが魅力です。1988年創業とブランドとしては新しいですが、現代的であるがゆえにものづくりもいい意味で合理的。そしてそれは私たちにとってうれしいコストダウンに直結することも!
時計の聖地であるスイスの中でも都会的なジュネーヴ生まれということもあって、伝統は重んじつつも洒脱なデザインは、ほかとは一線を画します」(篠田さん)
2)時計好きにも一目置かれる!? しゃれ感抜群の注目ウォッチ
王道のクラシカルな時計もいいけれど、せっかくなら人とかぶらないちょっと新鮮で、おっ!と言われるような名品を手にしたい……。
そんな方におすすめなのが、デザインコンシャスな時計を得意とするハミルトンと、使いやすい機械式で女性にもファンが多いティソ。
■ ハミルトン 「ジャズマスター レディ」
ハミルトン「ジャズマスター レディ」H32201430 ¥89100
「文字盤に“SWISS MADE”とあるように製造はスイスで行っていますが、もともとはアメリカ発祥のブランドで、鉄道時計からスタートしたハミルトン。
ベーシックにとらわれないデザイン性に長けたブランドらしく、放射線状に型押しされた立体的なダイヤルに、サテンストラップの組み合わせが新しいですよね。
ハリウッドともつながりが深く、映画の小道具などにもよく使われているブランドなんですよ」(篠田さん)
■ ティソ「シュマン・デ・トゥレル オートマティック レディ」
ティソ「シュマン・デ・トゥレル オートマティック レディ」T0992071104800 ¥117700
「これまでの3本と明らかに異なるのは“機械式”ということ。電池式のクオーツ時計とは違い、機械式時計は巻き上げたぜんまいを動力源とするもの。これぞ時計の醍醐味、という人もいます。
いっぽうでリモートワークで外に出ない日やコーディネート的に時計をつけない日が続くと、おのずとぜんまいがほどけて止まっていることもありますよね。その点、このティソの時計は最長80時間も連続駆動するので、2日くらい使わなくても止まらないという実用的なメリットが。いちいち針合わせをしなくてもいいので爪も痛みませんし(笑)、メンズライクな表情の中に女性が使いやすい工夫が満載です」(篠田さん)
3)使いやすさにとことんこだわった「日本ブランド」の実力派ウォッチ
そして、最後にご紹介するのは日本ブランドの3本。私たちの生活にもっともなじみが深く、一度は目にし、聞き覚えのある時計が多いものの、意外とその魅力を知らなかったりも……一体どこがどう“いい”のでしょう?
「時計は全般的にステンレススティールという素材が使われています。ほどよく堅く、磨くときれいなので高級感が出しやすい、そして心地よい重みが“いい時計をしている”という高揚感にもつながったりするのですが、日本の時計は“チタン”なんです。このチタンという素材がすばらしくて、まずは圧倒的に軽い。そして素材の特性によって、金属アレルギーをおこしにくい。ステンレススティールのようにツヤッときれいに加工するのが非常に難しい金属なのですが、それを実現して、なおかつ手の届きやすい価格で提供できているというのが、本当にすごいことなんです!」(篠田さん)
そんな独自の加工技術でチタンのさらに上を行く“スーパーチタニウム”を採用しているのがシチズン クロスシー。
■ シチズン 「クロスシー」
シチズン 「クロスシー」daichi collection フローレットダイヤモンドモデルEE1007-67W ¥121000
「もうひとつ特筆すべきはソーラー発電ということ。ぜんまいで動く機械式や電池で動くクオーツ式とは違い、ソーラー(光)で時計を動かし、しかも発電した電気を溜めて暗いところでも動き続ける『エコ・ドライブ』という技術を生み出したのがシチズン。しかもこちらは一度フル充電したら、4年(パワーセーブ作動時)可動し続けるというすぐれもの。
環境汚染の原因にもなると言われる廃棄電池を出すこともなく、さらにはダイヤルに『ラボグロウン・ダイヤモンド』というエシカルなダイヤモンドを使っている点でもエコ。人にやさしく、地球にやさしく、社会にやさしい名品です」(篠田さん)