臨床心理士・公認心理師のyukoです。あっという間に2月も終わり、3月には春休み、4月からは新年度が始まります。そんな中で勉強せずにだらだらしている子を見るとイライラして「4月からの勉強についていけなくなるよ」とプレッシャーをかけてしまいたくなるときも。闇雲に叱るのではなく勉強をしない理由を理解し、タイプ別の対応をしていくのが大切です。3つのタイプに分けて、考えていきます。
「会議でわからない言葉があっても意味を説明してくれないし、話のスピードについていけないとおいていかれてしまうから、早くから読解力を身に着けておけばよかったと思ってるよ」
「使うはずないと思ってた数学の知識も、エクセルでデータを管理したり、プログラムを作る中で重要だって気づいたんだ」など。
他にも、雑談をする中で知識の浅さが恥ずかしくなったり、社会背景を知っていたほうがニュースを理解しやすいなど、大人になるとわかる勉強の大切さがあると思います。
親自身の経験から大切さを伝えたり、ときには横に並んで一緒に勉強するのもおすすめです。
「生涯を通じて学び続ける姿勢」が意義のあることだと、背中で示していけるとよいのではないでしょうか。