［ヨガ初心者向け］教室に行く前に知っておくとよい基本ヨガ用語&ポーズ名は？

しっかりと地に足がついた安定感のこと。バランスポーズなどで大地を踏みしめたとき、足の裏で大地を押して押し返される作用反作用の感覚で、支えられているという実感のことです。

いくつかのポーズを連続して行い、無駄なく効果的に動いていく一連の流れのこと。立位、座位、寝位などの体位や効果などによって、各ポーズが適切な順番で構成されます。

安全でより効果的に働く体の使い方や角度、配置のルール。膝の位置や骨盤の角度、骨盤に対して背骨をどう伸ばすかなど、各部位を機能的に働かせるために適切な位置のことをいいます。

代表的な目覚めのポーズとして欠かせないダウンドッグ。手のひらと足裏をマットにつけて腰を高く持ち上げ全身で三角形を作り、腕と脚をストレッチしながら血流やリンパの循環を促す。

ダウンドッグ／下向きの犬のポーズ／photo by Shinobu Kamiyama

クラスの冒頭やポーズの合間に挟まれることの多い休息のポーズ。ゆったりと呼吸しながら、肩や肩甲骨、背骨や腰まわりなどがじんわりほぐれてリラックス。深い解放感を味わえる。

チャイルドポーズ／子供のポーズ／photo by Shinobu Kamiyama

クラスの最後などに必ず行う休息のポーズ。眠りとは違う、意識は保ったままの深い瞑想状態で、極上のリラクセーション効果が。5～15分のシャヴァーサナは数時間分の睡眠効果といわれる。

シャヴァーサナ／亡骸のポーズ／Illustration by Nanayo Suzuki

ヨガの重要技法の一つで、多大な恵みやエネルギーを与えてくれる太陽を礼拝するシークエンス。12ほどのポーズをリズミカルに流す。流派を問わずヨガの基本中の基本とされる。

（ヨガ用語について）教えてくれたのは…綿本 彰先生
日本ヨーガ瞑想協会会長。綿本ヨーガスタジオ主宰。日本を代表するヨガ指導者としてさまざまなメディアで活躍。