学校などからもらう提出書類に、すぐに取りかかれますか? 「私はつねにギリギリまで放置していたのですが、“ライティングキット”をつくったら、すぐに始められるようになりました」というのは「時間を貯める」という概念を提唱する『時間が貯まる 魔法の家事ノート』の著者、三條凛花さん。今回は、4月には特に多い提出物に迷わず取りかかる方法ついて教えてもらいました。
(3)銀行情報
「1情報カード=1人×1銀行」のルールで記入します。支店名、通帳番号、各種コード、ネットバンキングのログインIDなど。口座引落系書類がすぐに書けます。こちらもカードにそのまま書くのは避け、上記と同様に暗号化して書いておくと安心です。
(4)医療メモ
これは、検診や予防接種など医療系書類を書くときに役立ちます。子どもの出生時の体重や週数、熱性けいれんにかかった時期などです。
そのほか、SNSで読者さんに「毎回調べている情報はないか?」と聞いたところ、児童調査票に書く自宅地図といった声がありました。
これも、情報カードに地図を書いたり貼ったりしておき、必要になったときコピーするなどで対策が取れそうです。
提出物が面倒なのは「調べる」「取りに行く」「探す」といった事前準備が十分でないからです。あらかじめ必要な文具と情報を1か所にまとめた「ライティングキット」を作っておくと、すぐに取りかかれるようになりますよ。