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「幸福感が高い人には、過去と現在を見つめる習慣がある…」つまり、どういうこと?臨床心理士が解説

ライフスタイル

美味しいケーキを食べたり、大好きなアイドルのライブに参加したり…そんなときに「幸せ!」と心が高揚する人は多いでしょう。しかし、その幸せは一時的なもの。特別な時間が終わると幸福感は薄れ、つまらない日常へ逆戻りということも。本当に幸福感が高い人は、現在はもちろん、過去も上手に見つめることで、特別な出来事がなくても、毎日の生活で幸せを感じやすい状態を築いています。今回は幸福感の高い人の習慣をご紹介します。

フロー:「今この瞬間」を忘れる

逆に時間をすっかり忘れてのめり込む状態を「フロー」といいます。「掃除に取り掛かったら2時間経っていた」などの経験がある人もいるかもしれません。

実はフローを体験すると、充実感や幸福感が高まることがわかっています。

フロー状態になるために必要なのは次の2つです。(*3)

・明確な目標とフィードバックが得られる「挑戦」

・目標に見合った「能力」

幸福感の高い人は、フローを感じられるようなチャレンジに意欲的に取り組む習慣を持っているのです。

参考文献

*1 マーティン・セリグマン著・小林裕子訳(2021)ポジティブ心理学が教えてくれる「ほんものの幸せ」の見つけ方 パンローリング

*2 Everett Worthington:REACH Forgiveness of Others

Everett Worthington:REACH Forgiveness of Others

*3 Csikszentmihalyi, M. (1990). Flow: The psychology of optimal experience. New York: Harper and Row.

Csikszentmihalyi, M. (1990). Flow: The psychology of optimal experience. New York: Harper and Row.
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