新しい住まいへの引越しをきっかけにDIYと植物でお部屋を楽しむ。特徴的な間取りも、インテリアとアイデアで趣味を満喫するための空間に変えられているお部屋についてお話を伺ってきました。
DIYで使い勝手の良い、好みの空間を創り出す
Kekeさんの住まいの決め手は職場のある都内へのアクセス良さと日当たりの良い環境であること。内見も10件ほど足を運ばれて、設定した条件以外にも水回りや壁の薄さ、お部屋の明るさを確認した上で、現在の住まいを決められていました。
「より好きなお部屋に出来るようDIYも各所で挑戦しています」
「お部屋に入ってすぐ、正面のスペースにある飾り棚は、余白のあったスペースを有効活用出来たらと、無印の壁につけられる家具シリーズの棚を付け、お気に入りの鏡や小物、本を飾っています」
「壁にも自由にポストカードやフラワーアートを飾って”好き”を詰め込んだエリアで、見ているだけでにんまりしてしまいますね」
好きが集まった飾り棚の上で、一際目を引く大きな鏡。こちらもご自身でリメイクした思い入れのあるインテリアなのだそう。
「高校生のとき両親に買ってもらった鏡の枠をペイントして使い、次に鏡を解体して木枠を作りタイルを敷き詰めて今の形になりました。タイルはフリマアプリやネットで探して、自分好みに作ることが出来てとても気に入っています」
計画的にDIYで住まいを好みの空間へ変えられてきたkekeさん。取り組まれるスポットは違えど大切にされているのは色味の統一感でした。ご主人のために作られた漫画用の本棚など木材の色味を大切にされています。
「木材の色味を統一して全体的にまとまりのある空間を意識しています。DIYで作ったものはもちろんですが、既存のIKEAの製品などを塗装することもありますね。デザインが良くてもカラーに納得がいかないときに物選びの選択肢を広げてくれるのでオススメです」
マイルールを決めながら進めるDIYでお部屋全体の雰囲気は損なう事なく、使い勝手の良い空間が増えているのが印象的でした。
気になるキッチンもDIYとアイデアで使いやすく
好きなスペースを創り出すだけでなく、気になる部分を好みの空間に変えるためにもDIYへ取り組まれています。
「築25年近いこともあり、水回りの古さが気になるポイントでした。薄いピンクのタイル張りでレトロ感が残っていたところを剥がせる壁紙シールでおうちの雰囲気に合うようにDIYしています」
レンジフードはマグネットを使った吊るす収納。スパイスラックはご自身で作られたものを使い、スペースを有効活用されていました。
また、無印の壁につけられるアイテムはキッチン、ダイニングスペースでも大活躍。コーヒーが好きで毎日飲まれているkekeさんの大切なコーヒーアイテムがまとまったスポットになっています。
細々とした日用品はIKEAのリーサトルプでまとめて収納、デザインが可愛いのも良いですね。
「少し前まではコーヒーはマシンにおまかせだったのですが、家の近くにコーヒー豆のお店を見つけたことをきっかけに自分でドリップして飲むようになりました。コーヒーグッズも買い足した中で購入したorigamiドリッパーはお気に入りのアイテムの1つです。色味も質感もよく、サイズ違いでもう1つ買おうか検討してます」
自分の出来るところから積極的にDIYへ取り組まれることで、DIYで取り組める範囲も、お部屋で楽しめることも増えてきそうですね。