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今日からはじめるフェムケア vol.1|かゆい、くさい、おりもの異常など…その悩み、“膣の常在菌”が原因かも?

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フェムテックとは

フェムテック(Fem Tech)とは、Female(女性)・Technology(テクノロジー)の略語で、現代のテクノロジーを駆使して、女性の健康にまつわる課題を解決するためのサービスやプロダクトのこと。近年、海外での市場が急速に拡大し、日本でも盛り上がりを見せてきている。

人には相談しにくい、フェムゾーンの悩み。実は膣の常在菌と深いつながりが。いままではなんとなくしか知らなかった膣にいる菌について、自分らしい毎日を過ごすためにあらためて学んでみましょう。

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Mellia 株式会社 「デリケートゾーンケア」に関する調査より https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000025.000047354.html

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000025.000047354.html

Q.どんな不調が一般的?

・強いかゆみがある
・おりものがにおう
・洗うとしみる

A.3つの症状に注目して

女性のデリケートゾーンのトラブルには膣の常在菌のバランスが大きく関係。バランスの乱れが引き起こすのは、お悩みの中でも特に多い「かゆみ」「におい」「おりものの異常」「洗うとしみる」というものです。多少の不快感は生理的にやむを得ないものですが、我慢できないほどの違和感がある人は、何か原因がある可能性があります。一度、菌のバランスが崩れてしまうと、自力ではなかなか回復しにくいもの。グラフからも誰にも相談できず、悩んでいる人も少なくないということがわかります。

同じ不快感でも、「膣カンジダ」はわかりやすい症状があり、不調に気づきやすいことが多いそう。放置すると「かゆくて夜も眠れない」など深刻な症状に進行してしまうことも。グラフにある不調があてはまったら、常在菌の異常を疑ってみてください。

Q.不調の原因ってなんだろう!?

A.生活習慣や日本の気候が影響

ストレスやホルモンバランスの変化、免疫力の低下など、原因はさまざま。ただ、女性の悩みでより症状が重い「膣カンジダ」は、甘いものが好きな人がかかりやすい病気なのだとか。

「細菌培養してみると、糖がある環境のほうが非常に分裂しやすいという研究結果が出ています。膣カンジダは糖尿病の患者さんにも多いです」とは、婦人科医の海老根真由美先生。

また日本の高温多湿な気候は、雑菌が繁殖しやすい環境なのだそう。「クリニックの3割が外国の患者さんですが、外国の方が日本に住みはじめた途端、膣のお悩みを訴えるケースもあるほど気候の影響は大きいのです」。ストレス社会で生きている日本の女性は、特に膣の不調が起こりやすいと言えます。

お悩み代表格は「 膣カンジダ」

異常繁殖し膣カンジダを発症

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普段はおとなしいカンジダ菌が異常増殖すると、強いかゆみやおりものの異常などの不快な症状を引き起こす「膣カンジダ」を発症。女性の発症率が高く、「一生に一度は発症する」「女性の約20%が経験する」とも言われています。性交渉だけではなく、自己感染が多く、自己治癒もしにくいのが特徴。

「カンジダ菌」とはどのようなもの?

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「カンジダ菌」とは、皮膚や口腔内、食道、腸など健康な身体にも常在する真菌(カビの一種)。心身が健康であれば、害になることはありません。通常の膣は善玉菌(乳酸菌)で守られていますが、風邪や疲労、ストレスなどによって膣内の菌のバランスが崩れると、カンジダ菌が優位になってしまうことも。

覚えておきたい「膣カンジダ」の特徴

下記のような自覚症状があったら、「膣カンジダ」の疑いも。判断基準となり得る典型的な症状をピックアップ。あてはまったら、我慢せずにクリニックへ行きましょう。

①膣や周辺のかゆみ

膣や外陰部(周辺)の強いかゆみは膣カンジダの特徴です。我慢できず性器まわりをかいてしまうと、悪化してしまう可能性も。

②おりものの異常

正常なおりものより粘度が高く、外陰部に酒粕やカッテージチーズのような白くポロポロしたおりものが大量に発生。

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