諦める、諦めないを急いで決めなくたっていい
諦める/諦めないはあなたが自由に決めることだとお話させていただきましたが、別に急いで決めなくったっていいのです。
悩んでも結論の出ないことは今悩まなくてもいいこと、悩むだけ時間の無駄です。その代わり、時間の変化とともに自分の気持ちがどう変化していくかを見逃さないようにしましょう。
今のあなたは悲しみが溢れて狭くなっている道で立ち竦んでいる真っ最中。
時間薬が効いたかどうか、自分がどう工夫してその道から抜け出せたのか、手を差し伸べてくれたのは誰だったのかは、あとから気づくものであってきっと今はわからないはず。
だからこそ、自分の気持ちの変化に目を向けて、尊厳や矜持との相談の時間に充てていれば、ふと思い返したときにはとっくにその決断を下していたことになっているのではないでしょうか。
過去の悔しさこそが原動力
最終的な結果が、自分の気持ちを大切に抱きしめて守るでも、見て見ぬ振りをして存在をひとまず忘れておくでも、力を加えて元の形を変えるでも、後先考えずに爆発させて外へ解き放つでも、なんだっていいのです。
済んでしまったことに囚われて身動きが取れなくなってしまうのではなく、たったひとつの些細なことでもいいから、未来の自分のために学ぶ姿勢であり続けましょう。
ぜひとも、「こんなにも辛いんだから二度と同じ目にあって堪るかよ」という悔しさを原動力に、受動的な自分と決別するための知恵と腕力をつけられることを願っております。
(ものすごい愛)