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[4/24〜4/30の運勢]4月5週目の運勢はどうなる?SUGARさんが贈る12星座占いをチェック!

占い

今週のかに座の運勢

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illustration by ニシイズミユカ

これまでにない風景を見るために

今週のかに座は、頭で否定しても否定しきれないものを受容していこうとするような星回り。

『胸分に春の野をゆく病ひかな』(高山れおな)という句のごとし。おそらく理屈ではなく体感として、自分のなかにこれまでにない新しい動きや新しい関係性、ないし新しい生き方に向かいつつある予感が芽生えているのでしょう。

生命というのは、本来頭脳による否定を超えた地平をその射程に入れて生きているものであり、加齢やケガや失敗などが起きた時ほど、これまでとは違った風景を見れるチャンスと捉えてべきなのかも知れません。

あなたもまた、コントロール不能なものにこそ積極的に付き従って、その先にある新たな風景を見届けていきたいところです。

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今週のしし座の運勢

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illustration by ニシイズミユカ

因果づくを貫く

今週のしし座は、みずからの生を「当たりさわり」のある話に寄せていこうとするような星回り。

作家の車谷長吉は『因果づく』というエッセイの中で、「小説を書くという振る舞いは、魔物に『ふれる』というより、魔物に『さわる』という行為に近く、時にみずからが分泌する人間毒に感電して、何とも得体の知れないメランコリア(憂鬱)に囚われてしまうことがある」のだと告白しています。

本当は「さわりたくない」「さわらない方がいい」、けれども「さわりたい」「さわらざるを得ない」「さわらないではいられない」「さわることなしには生きて行けない」、そういうことがある。そういう因果づくの物の怪が、人という生物の中には息をしている。

あなたもまた、そんな風に自身の中に棲みついては息をしている「因果づくの物の怪」にさわらずにはいられない自分のサガについて、改めて思い知っていくことでしょう。

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今週のおとめ座の運勢

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illustration by ニシイズミユカ

ひとつの息の転換

今週のおとめ座は、人界の穢れをまず自分の生活圏から祓っていこうとするような星回り。

『春月や切ればわが家にレモンの香(か)』(中島斌雄)という句のごとし。

作者が志向しているものとは、知性と抒情とが溶け合った清浄な世界。日頃慌ただしく世間の煩い事だけで生活を満たしがちな人間もまた、決して人間だけで固まっていてはいけないのだという決然たる主張が、ここには潜んでいる気がしてならないのです。

あなたもまた、ともすると人人人(に少しAI?)で埋まりがちな生活空間に、するりと自然を招き入れていくべし。

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今週のてんびん座の運勢

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illustration by ニシイズミユカ

浮き輪ぷかぷか

今週のてんびん座は、すぐそばにいる他者との感情的な回路を通じて、何かが互いにもれ出しあっていくような星回り。

文化人類学者の松村圭一郎は『くらしのアナキズム』の中で、自身のフィールドワーク経験から次のように述べています。

「日本でよく耳にする「他人に迷惑をかけてはいけない」という言葉。エチオピアの人びとのふるまいを見ていると、その言葉が、いかに「もれ」を否定し、抑圧してきたのかがわかる。人間は他人に迷惑も、喜びも、悲しみも怒りも、いろんなものを与え、受け取って生きている。それをまず肯定することが「もれる」社会への一歩だ。」

あなたもまた、日常の些細なコミュニケーションを通じて、みずからにそうした「もれ」を促してみるといいかも知れません。

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