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<失敗しない部屋作り実例>北欧インテリアをおしゃれに取り入れる3STEP

新年度は気分も一新。生活の変化に伴い、ものの配置換えをしたりインテリアも変えたいと感じる方も多いのではないでしょうか。今回は、「北欧インテリアが好きだけどよく分からない」「自己流でやってみたけどしっくりこない」。そんな思いをお持ちの方に、北欧インテリアのポイントとなる点をいくつかご紹介します。

北欧インテリアの特徴

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北欧インテリアは、天然木などのナチュラルな素材で作られた家具が大きな特徴です。家具は、直線や曲線のシンプルかつスタイリッシュなデザイン。家具や雑貨には、曲げ加工もできるプライウッド、ウール、麻などの自然を連想するあたたかかみのある天然素材が使われます。自然をモチーフにしたグラフィカルなデザインの雑貨やファブリックを取り入れると空間が楽しくなりますし、天然素材の中に陶器やタイル、スチール素材、ガラスなどの無機質素材の雑貨を組み合わせると場がひきしまります。

1.アースカラーをメインカラーに取り入れる

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まずはカラー使いを意識してみましょう。北欧の自然をイメージさせる、ベージュ、ブラウンなどの土や木の色や、森や湖を連想させるグリーン、ブルーなどを使います。
ベースカラーのトーンは、ベージュ系の明るい色はやわらかい雰囲気に。ウォルナットなどの濃い色合いは、重厚感が出て落ち着いた印象になります。
インテリアの配色の基本は「ベースカラー(床や壁など):メインカラー(家具やカーテンなど):アクセントカラー(小物など)」を「7:2.5:0.5」にするとバランスがとれると言われています。自分が好みの部屋の色合いはどんな感じか。雑誌やSNSで好みのインテリア写真をいくつかピックアップしてみると、自分の好みの雰囲気がわかってきます。

2.デザインと灯りの雰囲気が良い照明やキャンドルを活用

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夜が長い北欧の冬では灯りの作り方も大切にされます。メインの照明はデザインや光の広がり方も考えられたものが多く、他にも部屋のあちこちに間接照明を複数置いて光の重なりを楽しむ事も。くつろぎ感を演出するには、部屋の天井を暗めに、壁や床などの低い位置を明るくすると、落ち着いた雰囲気の空間になります。
(写真はIKEA FADOテーブルランプ)

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照明のほかに、キャンドルの灯りを楽しむこともおすすめです。炎のゆらぎには、自然の中にある音や光、波にあらわれる「1/fゆらぎ」の癒し効果があるので、部屋の中でのリラックスにも効果的。わが家の場合は、子どもが小さい頃は手の届かない位置にキャンドルホルダーを置いて楽しんでいましたが、火が心配な場所では電池式のキャンドルを取りいれるのもいいですね。また、北欧ブランドのキャンドルホルダーには素敵なデザインのものが沢山あるので、自分のお気に入りを見つけてみてはいかかでしょうか。
(写真はiittala(イッタラ)のキャンドルホルダー)

3.自然素材の家具や雑貨を取り入れる

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天然素材のものは、使い込んだものや古くなったものも味わいとして感じられるため、飽きずに10年以上使っているアイテムもあります。

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かごやボックスには、普段表に出しておくとごちゃつきの原因になる、派手な見た目のパッケージ、電化製品、オモチャや細々したものを隠しながら収納できるので便利です。天然素材のかごやボックスは、出しっぱなしのまま、部屋のインテリアの一部にできてしまうというメリットもあります。
(写真はコニカルバスケット)

自分がときめく北欧インテリアを

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北欧デザインがシンプルでありながらあたたかみを感じるのは、人の暮らしを心地良いものにしようという思いや、自然へのリスペクトがあるからのように感じます。上に挙げた北欧インテリアのポイントを入れつつ、部屋全体の配色の割合などを見渡して好みのバランスをとっていくことで、空間のまとまりがでてきます。住まい自体を変えるのは中々難しいですが、家具や小物、ファブリックを使って自分なりに工夫していくことは可能です。少しずつでも実践できる部分だと思います。自分がときめく北欧インテリアを、まずは1つのスペースから作ってみてくださいね。

photo / kao

kao

北欧式整理収納プランナー・カラーセラピストなど多岐にわたり活動中。「家を心地よい空間にすることは自分への贈り物」。自分と家族にとって家がほっとできる空間であることが、私のしあわせの原点です。

https://www.instagram.com/kao_kurashi/
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