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[5/1〜5/7の運勢]5月1週目の運勢はどうなる?SUGARさんが贈る12星座占いをチェック!

今週のかに座の運勢

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illustration by ニシイズミユカ

うわべにサヨナラ

今週のかに座は、おのれの心の底を思い切って打ち出していこうとするような星回り。

江戸後期の国学者である本居宣長は『紫文要領』という著作において、当時は諸説あって定かではなかった源氏物語の作者・紫式部や、物語の内容について「もののあはれ」の観点から論じています。

男らしさとされているものは、うわべを飾っているだけで「本当の心(実の情)」ではなく、女性性こそが人間の本質である。そうした宣長の洞察は、現代のフェミニズムの文脈から出てきた「ケアの倫理」とまさに一致するところであり、驚くべき先見性と言えます。

あなたもまた、うわべを飾るための男性性よりも、人間の本質たる女性性をいかに優先し、自分でケアしてあげられるかが問われていくでしょう。

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今週のしし座の運勢

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illustration by ニシイズミユカ

闇のなかを這いまわる

今週のしし座は、背景からもたらされる力を、しかとその身に宿していこうとするような星回り。

『五月の夜未来ある身の髪匂う』(鈴木六林男)は昭和29年、作者35歳のときの作。心地よい風が吹いた途端、ふと自分の髪の匂いも感じたのでしょう。

掲句の髪の匂いとは、明日への希望につながる匂いに他ならず、それは戦後の復興期という時代背景ともどこかで通じてもいたのかも知れません。

あなたもまた、自分に生命力を与えてくれている当のものとの繋がりを、改めて実感していくことになりそうです。

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今週のおとめ座の運勢

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illustration by ニシイズミユカ

「現在」の芸術

今週のおとめ座は、中途半端にしがみついている体裁や立場から脱却していこうとするような星回り。

「運がいい」ということを逆に言えば、私たちは人生を通じてしばしば立つべき場所を見誤るがゆえに、運を逃してしまうのではないでしょうか。

エジプトで殺人を犯した若き日のモーセは、神から「くつを脱げ」と命令されたのだとか。これは「まず自分の過去を捨てよ」という意味であり、かつての身分やいい暮らしが忘れられないモーセに中途半端にしがみついている体裁や立場から脱却して、それとは裏腹の現実をありのままに受容せよ、という意味があったのかも知れません。

あなたもまた、みずからの立つべき場所に立つためにも、そうした意味での「くつを脱ぐ」ことを試みてみるといいでしょう。

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今週のてんびん座の運勢

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illustration by ニシイズミユカ

非情さの裏返しとしての切なさ

今週のてんびん座は、非情なる切断を敢行していこうとするような星回り。

『芍薬を剪(き)るしろがねの鋏(はさみ)かな』(日野草城)という句のごとし。

人間は「観賞用」などという自分勝手な都合で、自然に生えている草花を切り刻む。そして、それと同じような理由で、自然に芽生えつつある愛着や結びつきに従おうとする一方で、不要な縁をスッパリと断ち切ってしまおうとするのも人間の本質であるはず。

あなたもまた、何かを好いたり愛でたりする度合いを深めるべく、“それ以外”を大胆に切り落としていくべし。

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