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[6/5〜6/11の運勢]6月2週目の運勢はどうなる?SUGARさんが贈る12星座占いをチェック!

今週のさそり座の運勢

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illustration by ニシイズミユカ

ポーカーフェイスで

今週のさそり座は、水面下で行っていくべきことを見定めていこうとするような星回り。

『激流の一隅にゐる水馬(あめんぼう)』(橋本鶏二)という句のごとし。雨が降れば、ふだんはちょろちょろとしか水が流れていないような側溝や川でも、途端に「激流」となります。ところが、ふと目にしたアメンボはそんな環境の変化なんかどこ吹く風とでも言うかのように、涼しい顔でスーイスイといつもと変わらず浮かんでいる。

20世紀という激動の時代とともに生きてきた作者は、おそらくそこにいつどんな時も倦むことなく俳句を詠み続けてきた自分自身の姿を重ねたのではないでしょうか。

あなたも、どんなことなら自分もアメンボのごとく、いついかなる時もやり続けることができるのか、改めて自問してみるといいでしょう。

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今週のいて座の運勢

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illustration by ニシイズミユカ

回路がひらく

今週のいて座は、偽りの快楽から本来的な快楽へと転回していこうとするような星回り。

エデンの園でアダムとイブがりんごをもぎ取って以来、女の指は男たちの見る夢への回路として長いあいだ機能してきました。

例えば、手持ちぶさたになった方の手で電話のコードを弄ぶ指であったり、タバコの煙をくゆらし口にくわえる指として。もちろん、今やそのどちらもが姿を消しつつあり、代わりに女たちの指はなにか別のものを探し始めているように見えます。

あなたも、その指先でどんな夢を見ていこうとしているのか、改めて確かめてみるといいでしょう。

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今週のやぎ座の運勢

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illustration by ニシイズミユカ

聖なるもの、いちご、余暇

今週のやぎ座は、思わぬところで新たな自分を見出していくような星回り。

『生きて食ふ苺すつぱくて大好き』(土井探花)という句のごとし。苺と聞いて思い出すいずれの記憶にも共通するのが、たった一粒の苺に思いもよらぬ驚きがあったこと。そして、「赤い」「かわいい」「誕生日」「すっぱい」などのテンプレ的なイメージが見事に覆されたということです。

おそらく、掲句の作者にとってもそれはどこかで通底していたはず。想像以上にすっぱかったし、そこで蘇ってきた「自分」という感覚や、思いがけず飛び出してきた「大好き」という言葉に、自分でもどこか驚いたのではないでしょうか。

あなたも、どこかびっくり箱から飛び出してくるような仕方で自分を再発見していくことができるかも知れません。

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