ファッションが十人十色なように、インテリアも人それぞれ。センスが良くてオシャレなお部屋には一体どのようなものがあるのでしょうか。自分らしいインテリアにこだわり楽しんでいる人たちが「買ってよかった」と思うお気に入りのものを紹介してもらいました。
■ROOM1. 古民家風リノベ物件で「和」の雰囲気にマッチするアイテム
古民家風のリノベ物件で暮らす、シカとクマさんに和のテイストに合うアイテムや雑貨を紹介いただきました。
見た目も美しく、実用的。市川籠店の「竹製調理道具」
まずはじめに紹介いただいたのは、市川籠店の竹製調理道具の数々。市川籠店は、東京の荒川区にある老舗の道具店で日本中・世界中のカゴやザルなどを手ごろな価格で購入することができます。
市川籠店の「竹製調理道具」/約2000円~
シカとクマさんは、見た目の美しさだけでなく、軽くて乾きやすいなどの実用的な点も含めて、竹製の調理道具を気に入っているのだそう。
「我が家のインテリアのカラーは無彩色×差し色のブラウンで統一されています。そのため家具や小物などの素材は木や藤、竹など自然素材のものをメインで構成しているんです。
台所も同様に器は白や黒系が多く、調理道具などは竹や木のもので統一しようと考え購入しました」
お気に入りの火鉢で、おにぎりを焼いたり、お団子を焼いたりする際には欠かせないアイテムの一つです。
家自体が和風な雰囲気なので、竹製品は自分の家のスタイルにマッチすると考えたという、シカとクマさん。天然素材ならではの温かみがあるところ、経年変化を楽しめることにも魅力を感じたのだそう。
「経年変化で味わい深くなっていくため、愛着を持ちながら使用することができるんですよね。台所は毎日立つ場所なので、気分の上がる調理器具があると、毎日の料理も楽しく感じられるようになった気がします」
食卓を囲む時間が、より豊かな時間に。福村龍太氏作・器
二つ目に紹介してくださったのは、作家・福村龍太さんの器です。浅草橋駅近くにあるアンティークショップ「白日」で開催されていた個展で購入されたのだそう。
福村龍太さんの器/約7000円~14000円
眺める角度によって印象が変わり、使うたびに深みが出てくるのだそう。また光のあたり具合で様々な表情に変化し、食事が際立つところにも魅力を感じているのだといいます。
「質感があり、料理が引き立ちそうな器を探していたときに出会いました。店舗で器を見た際にそれぞれ異なった模様の中から自分の好みの器を直感で見つけ、持ち帰ったんです。お気に入りの器の一つですね」
フルーツや野菜をさっと盛りつけるだけ、おかずをさっと取り分けるだけ。どんなときも、佇まいが美しい。
こだわりのつまった古民家風の自宅での暮らしを、少しでも豊かで楽しいものにするために、インテリアや雑貨などのアイテムを選んでいるシカとクマさん。
料理の時間や、仕事をする時間、寝る前の時間。私たちにも等しくある時間を、まさに「丁寧に」過ごすシカとクマさんに、とても大切なことをいろいろと教えていただいたような気がしました。
シカとクマさん
都内近郊にある築20年の中古物件をDIYで古民家風にセルフリノベーション。InstagramやYouTubeなどのSNSでDIYや暮らしについて発信しています。
Instagram:https://www.instagram.com/shikasan_kumasan/
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