大きな丸テーブルや、キッチン雑貨。自分たちにとって見た目も使い心地も良いものは、それだけで暮らしの習慣ひとつをも変えてしまう力があります。まゆみさん夫婦にとって、本当に愛着のある3つのアイテムを教えてもらいました。
旦那さまと二人暮らしをされている、まゆみさん。
二人の「らしさ」をたっぷり詰め込んで建てられたというおうちは、隅々までこだわりが詰まっています。
特にキッチンは、まゆみさんが心落ち着くスペースの一つ。時間があるときはパンづくりなどを楽しんでいるのだそう。
そんなまゆみさんが買ってよかった3つのアイテムを教えてもらいました。
nagano interiorのラウンドテーブル
まず初めに紹介してくださったのは、ダイニングでひときわ存在感を放っているラウンドテーブルです。
「4本にすっと伸びる脚と130センチある大きな天板。そして柔らかなレッドオークの色味が気に入っています」
インテリア販売店で170000円ほどで購入。
「夫婦二人だけのときも大切な友人を招いたときも。いつでも楽しく目が合えるといいなと思い、大きくて丸いテーブルを探していました。
このテーブルが家具屋のなかで佇む姿を見た瞬間に、心が弾んだのを今でも覚えています。
天板は好みの大きさでオーダーができて木の種類も選べるので、部屋の大きさや雰囲気に合わせて、自分たちならではの食卓がつくれることも嬉しい決め手でした」
丸みが持つ柔らかな印象は、まゆみさんのお部屋のイメージにもぴったりです。
「部屋の中心に大きな円を広げるような佇まいは、我が家の主役と言っても過言ではありません。
ゆとりをもって隣同士に座っても、おかずを取ろうと箸を伸ばせば夫と目が合うし、向き合って座って鍋を囲めば大きな丸に包まれたような気持ちになります」
ambaiの卵焼きフライパン
続いて紹介してくださったのは、卵焼きフライパンです。鉄製ならではの特徴を楽しみながら使っているのだそう。
「何と言っても、鉄ならではのあのジュッ!という音。また焼き上がったときの鮮やかな黄色と、ふわふわとした舌ざわりにときめく日々です。
まだ鉄製の道具に慣れていないので、ゆっくり油をならしてから使うのはなんだか緊張しますが、背すじが少し伸びるような気がして大切な時間です」
北欧暮らしの道具店で5000円ほどで購入。
「実はこれ、以前から『鉄製の卵焼きフライパンに憧れるなあ』と言っていた私のために、夫がプレゼントしてくれたものなんです。
愛用品というにはまだまだ月日は浅いけれど、憧れと感謝が詰まった、思い入れのある暮らしの道具。きっとずっと大切に使い、もらった日のことは忘れないと思います」
キッチンにかけた姿も素敵。
「この卵焼きフライパンをもらってから、なんと毎日お弁当を作るようになりました!本当に我ながら単純だなあと思います(笑)。
でも道具ひとつで暮らしが変わることってありますよね。油にはじける卵の色や、ジュッと音を立ててきらきら転がるソーセージに、いつも元気をもらっています」