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[6/26〜7/2の運勢]6月5週目の運勢はどうなる?SUGARさんが贈る12星座占いをチェック!

今週のかに座の運勢

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illustration by ニシイズミユカ

菩薩道

今週のかに座は、この世にいながら、目に見えない何かをせっせとつくっていこうとするような星回り。

「智者の変化の聖者を誹り妬みて、現に閻羅の闕(みかど)に至り、地獄の苦を受けし縁」というお話のごとし。

これは詩人のキーツが言っていた「ソウル・メイキング(魂づくり)」ということにも通じていますが、話をひっくり返せば、この世であこぎなやり方で儲けたり、誰かの足を引っ張っていい思いをしていると、向こうでは自分の魂を閉じ込める牢獄ができていくということでもあります。

あなたもまた、目に見えない裏の世界でどんな家を建てるか、という視点から、この世での過ごし方を考えてみるといいでしょう。

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今週のしし座の運勢

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illustration by ニシイズミユカ

左手は添えるだけ…

今週のしし座は、なんとなく続けていけそうな習慣づくりを試みていくような星回り。

『バナナ持ち洗濯機の中のぞきこむ』(しらいししずみ)という句のごとし。

バナナを食べることと、洗濯機を回すことは、本来ならまったく別々の営みではありますが、ここではそれらがごく自然に居合わせて、気付いたらなんだか一緒に和んでしまっている。考えてみれば、こういうことは意図しない瞬間に、ひっそりと日常で起きているように思います。

あなたもまた、自分なりの「行い合わせ」を試行錯誤してみるといいかも知れません。

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今週のおとめ座の運勢

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illustration by ニシイズミユカ

おてんとうさまは見ている

今週のおとめ座は、「学識はないが学者である」ような人物をこそロールモデルとして仰いでいこうとするような星回り。

キリスト教思想家の内村鑑三は、主著である『代表的日本人』の中で、時を超えて日本人の心に生き続け、語りかけていくだろう「永遠の人」の例として5人の生涯を取り上げていますが、中でも同じ教育者として深く敬愛していたのが江戸時代初期の儒学者・中江藤樹でした。

人間が何かをするのではなく、人間は無私になって天の道具になるのがもっとも美しく、天の声に耳を澄まし、天の命を聞き届けていく態度こそが「徳」であり、それによって培われるものこそが叡智に他ならないのだと、内村は考えていたのでしょう。

あなたもまた、無学者の精神に立ち返って知識ではなく叡智をこそ仰いでいくべし。

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今週のてんびん座の運勢

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illustration by ニシイズミユカ

浮かぶ瀬もあれ

今週のてんびん座は、自身がこの先の人生を生きていく原動力が浮き彫りになっていくような星回り。

『蟻の道雲の峰よりつづきけん』(小林一茶)という句のごとし。人生の根本に触れるような大事に遭遇した時というのは、俳人にとってしばしば自身の境地をより一層深めるべく、詩的な真実を鋭く追求していくタイミングとなっていくもの。

その意味で、地を這う生きものとしての「蟻」の小ささと山の峰のようにそびえ立つ夏の雲の大きさの対比、そして道ゆきの中でのつながりという一見矛盾するような内容を、こうしてあえて一つの句に落としこんでみせたところに、やはり作者晩年の句境が象徴的に現れていたのではないでしょうか。

あなたもまた、自身の歩みはどこへと繋がっていくものなのか、改めてその信念を胸に手を当て問いただしてみるといいでしょう。

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