4.「セット&カメラ」
「セット&カメラ」では、ストーリーボードに描かれたイメージにそって、小石・木・建物などシーンに合わせセットを作ります。
・セットデザイナー
セットデザイナーはストーリーの文脈・背景・情感が伝わるように、セットの見え方を検証します。まるで建築家のように、仮想の世界を創り上げていきますよ。
・カメラアーティスト
バーチャルカメラを使いながら、ストーリーが伝わる構図・カメラの動き・レンズの種類を決定。バーチャルの世界を撮影します。
5.「アニメーション」
いよいよキャラクターに命を吹き込む「アニメーション」の工程です。まずキー・ピクサーのアニメーターが、動きの中でポイントとなる位置を区切りる“ストーリーフレーム”を作ります。
コンピューター・プログラムでストーリーフレームの間の動きを作成し、アニメーターが望む感情をキャラクターに表現させましょう。
6.「シミュレーション」
「シミュレーション」ではシミュレーションプログラマーが、キャラクターの髪・服などが自然に動くようにコンピュータープログラムを構築します。
プログラミングの情報量・技術的制限・起動時間などのバランスを考えながら、火や水のような「自然現象の物理法則」をプログラミングします。まるで本物そっくりの動きに仕上がりますよ。
7.「ライティング」
昼や夜などの明かりを調節する「ライティング」。照明デザイナーがバーチャル照明を使って、光の色・明るさなどの照明効果を調節します。
雰囲気とリアリティを演出することで観客の視線を誘導し、情感あふれるシーンを表現。同じシーンでも照明効果によって、雰囲気がガラリと変わるのをぜひ体感してくださいね。
8.「レンダリング」
1~7の工程でバーチャル上ではアニメーションが完成しています。「レンダリング」は映画館などでも楽しめるように、3Dで制作したシーンをそれぞれ2Dに変換する作業です。
PIXARではそれぞれのシーンを低解像度で作成し、最終的に高解像度のレンダリングを行ってアニメーションを完成させます。
キャラクターたちとツーショット撮影
「PIXARのひみつ展 いのちを生みだすサイエンス」では、それぞれの工程にいるキャラクターたちと写真を撮影できます。
『トイ・ストーリー』や『モンスターズ・インク』など、人気のPIXAR映画のキャラクターたちもいるかもしれません。どんなキャラクターたちに出会えるか楽しみにしていてくださいね。
チケットが発売開始!
チケット予約開始
2019年4月13日(土)より開催される「PIXARのひみつ展 いのちを生みだすサイエンス」のチケットが、2019年3月14日(木)より発売開始されました、
「オリジナルグッズ付プレミアム前売券(1,800円)」と「前売り券(1,500円)」は、ローソンチケットとセブンチケットで販売されています。
「オリジナルグッズ付プレミアム前売券」
PIXARファンの方はぜひ「オリジナルグッズ付プレミアム前売券」を予約してくださいね。11種類のキャラクターがセットになったフレークシールが付いてきます。
なくなり次第終了なので気になる方は早めの予約がおすすめです。