無印良品のキッチンアイテムの新作、「野菜や果物の鮮度を保つポリエチレン袋」の効果を検証しました。SNSでも好評なうえに、さりげなく工夫された使い勝手のよさも人気の秘密。どうして鮮度を保てるのかなどをご紹介しながら、実際に筆者の冷蔵庫の野菜を保存してみました♪2023年8月19日 更新
無印良品「野菜や果物が長持ちする袋」がSNSで話題
特に暑い季節は、野菜や果物が日持ちしにくいもの。できれば1週間くらいは鮮度をキープしたいものなのですが……。そんな方におすすめなのが、いまSNSで話題になっている無印良品の保存袋です。
実際にこの袋を使って大葉を保存してみたという、かいいま(@piyopiyobiyou|X)さんのX(Twitter)の投稿は、2.1万ものいいねを獲得。かいいまさんによると、大葉だけでなくレタスやきゅうりも1週間経ってもシャキシャキ、ピーンとしているそうなんです。
さっそく筆者も、実際に冷蔵庫の野菜を保存してみることにしました♪
ホタテの貝殻入り。「野菜や果物の鮮度を保つポリエチレン袋」
無印良品の新商品「野菜や果物の鮮度を保つポリエチレン袋」は、そのネーミングのとおり野菜や野菜を新鮮なままキープできる保存袋。
鮮度を保てる理由は、ホタテの貝殻を練り込んであるという点にあります。アルカリ性の強い貝殻の成分が細菌の繁殖を抑えて、鮮度を保つことができるようですよ。
サイズは「小(20枚入り)」と「大(15枚入り)」の2種類。どちらも同じ399円(税込)で販売されており、1枚あたりの価格は小サイズが20.0円、大サイズが26.6円です。
袋の端にはミシン目がついていて、切り離すと袋の取り出し口になります。一枚一枚スムーズに引き出せるところが、とても便利。
「小」の大きさは縦40cm×横25cmで、すももやトマトが5~6個収まるようなサイズ感。いろいろな余り野菜を寄せ集めて保存する場合にも使いやすそうです。
「大」は縦50cm×横35cmで、丸ごとのキャベツや白菜、レタスがすっぽりと入る大きさ。半分サイズのキャベツと5個のなすを入れてもまだ余裕がありそうですよ。
使い方
使い方はごくシンプル。野菜や果物を裸のまま入れ、空気をなるべく抜いて開口部を折り返すか留め具などで閉じるだけです。そのあと冷蔵庫の野菜室で保存します。
冷蔵庫の野菜類をこの袋で統一して保存すると、ごちゃづきがちな野菜室も整理されてすっきり。
野菜の保存袋には緑色などの色がついていることが多いですが、透明で中身がよく見えるため、調理の際にも迷わず取り出すことができて便利です。
本当に鮮度をキープできる?ほかの袋と鮮度を比較
実際に「野菜や果物の鮮度を保つポリエチレン袋」に野菜を入れてみて、どれだけ鮮度を保てるかを検証してみたいと思います。これまで筆者が使用してきた保存袋※に、同じ野菜を半分に割ったものを入れて、比較対象とすることにしました。
※鮮度をキープする機能のない保存袋です。
使う野菜は、4種類。キャベツとブロッコリー、蓮根はだいたい同じ重さになるように半分にカットしました。ここから5日間、冷蔵庫の野菜室で保存してみます。
無印良品のポリ袋の方が明らかにみずみずしさをキープ!
5日間2種の袋で保存したキャベツは、見た目でも無印良品のポリ袋の方が新鮮な状態であることがわかります。実際に手に取ってみると、無印良品以外の袋で保存したものはしなっとして、ずいぶんとみずみずしさが失われていますよ。
口コミ情報によると、「野菜や果物の鮮度を保つポリエチレン袋」は特にレタスや白菜などの葉物野菜でより効果を感じやすいとのこと。
5日経ってもキャベツがシャキシャキだと、煮たり焼いたりせずにこのまま生野菜サラダに使えますよ。