ダイエットせずにお腹が痩せる？［反り腰の方必見］骨盤を調整する２STEP前ももほぐし→ストレッチ

骨盤は、前に傾く「前傾」と、後に傾く「後傾」、正しい位置にある「ニュートラル」というポジションがあることはご存知ですか？
今回は特に「前傾」の骨盤に注目してお話しします。ご自身が「骨盤前傾だ」と認識している方は少ないかと思いますが、この骨盤は反り腰の方の特徴でもあり「良い姿勢を意識しています！」という方にとても多いのです。つまり、良い姿勢を勘違いしている人が多いということ。

「勘違い良い姿勢」の特徴
・胸を張りすぎている
・肋骨がパカっと開いている
・お尻を後ろに突き出している

photo by 榎本愛子

座り姿勢・立ち姿勢においても上記の姿勢を日常的に行なっていると、骨盤は前に傾き前傾ポジションへ。骨盤が原因の場合、次のような流れでぽっこりお腹になってしまいます。

骨盤が前傾→腰が過度に湾曲し反り腰→お腹の筋肉が弱くなる→お腹がぽっこりと出る

骨盤が原因なのであれば、ダイエットではなく骨盤の歪みをとることが、ぽっこりお腹を凹ませる最善策なのです！

骨盤の前傾にとても関与しているのが太もも。太ももの筋肉は前も後ろもとても大きく力が強いため、筋肉バランスが偏っていると骨盤を正そうと動かしても、強い筋肉に引っ張られてなかなか正しい方向へ戻せません。 つまり、動かす前に筋肉のバランスを整えることが必要なのです！

骨盤が前傾しているの時の太ももの状態は

前もも：骨盤と膝の距離が近づき、日常的に収縮し使いすぎパンパンになる→頑張りすぎ筋
裏もも：お尻と膝の距離が離れ、日常的に伸縮しているためあまり使われない→おサボり筋

イラストAC

骨盤前傾時には前ももの力が強いということになるので、頑張りすぎている前ももを＜ほぐし・ストレッチ＞を行うことで骨盤を前傾→ニュートラルな状態へと導いていきます。

＜ほぐし＞
準備・・・床に座り、右膝を立て左足は楽な位置へ置く

１）右手首を持ち、右肘下が脚に対して垂直になるよう前ももに当てる
２）脚の付け根に肘下を強めに押し当て、５回程コロコロ動かす
３）太ももを４分割し、手の置く位置をだんだん膝側へズラして同様に行う
①脚の付け根②太もも中央（付け根より）③太もも中央（膝より）④膝上（写真参照）
４）２セット行う
５）左も行う

右：ほぐす順番／榎本愛子

＜ストレッチ＞
準備・・・立ち姿勢、左手は壁などにつかまる

１）右手で右足首を掴み前ももストレッチ
できる限り膝を閉じ、膝を床向きへ
２）10秒間キープ✖️３セット
３）左足も行う

photo by 榎本愛子

前ももストレッチは簡単ではありますが、ここで骨盤を意識しないと効果が生まれません！必ずお尻の穴を床方向に向け、骨盤後傾で行いましょう。

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