豆腐|木綿VS絹ごし
出典:ウェルネス総合研究所
健康コスパ
比較ポイントは、製造工程。
水分を抜いて凝縮して作る木綿豆腐は、たんぱく質やカルシウムなどの大豆本来の栄養素が多く含まれており、絹ごし豆腐に比べて、全体的に少しずつ栄養価が高くなっています。反対に水分量が多い絹ごし豆腐は、栄養価は少し下がるが、カロリーが低く、カリウムが多いのが特徴。
コスパ(費用対効果)
どちらも年間を通して手頃な価格で販売されており、価格差もほとんどありません。
タイパ(手に入れやすさ・アレンジのしやすさ)
絹ごし豆腐は、コンビニ等でも売られていることが多く、サラダや白和えなどの惣菜メニューも多数あり、より身近で購入しやすいといえます。木綿豆腐は焼く、煮るなどの調理には適していますが、コンビニ等では扱っていない店舗もあるため絹ごし豆腐よりは手に入りにくいでしょう。
食品特性(軟らかさ)
軟らかさという商品特徴で比較すると、絹ごし豆腐の方が軟らかく、つるりとした喉ごしが特徴です。木綿豆腐は、しっかりした歯応えが特徴で、食後の満足感が得られます。
海藻|もずくVSめかぶ
出典:ウェルネス総合研究所
健康コスパ
比較ポイントは、「食物繊維」の含有量。
めかぶはわかめの根元部分が使われており、食物繊維が100g当たり3.4gあります。これに対してもずくは1.4gとなっており、2倍以上と大きな差があります。また、造血ビタミンと呼ばれる葉酸やむくみ改善効果や高血圧予防のカリウムなど多くの栄養素でめかぶが上回るため、健康コスパはよいといえます。
コスパ(費用対効果)
1パック当たりの内容量はもずくの方が比較的多く、グラム当たりでみると、もずくの方がコスパがよいといえます。
タイパ(手に入れやすさ・アレンジのしやすさ)
どちらもコンビニ等で味付きのものが販売されています。また、スーパーでもプライベートブランドの商品が充実しており、どちらも同じくらい手に入りやすい商品です。
食品特性(歯ごたえ)
パックで売られているものを比較すると、コリコリとした歯ごたえを楽しむならめかぶ、シャキっとした食感とつるりとした喉ごしを楽しむならもずくがおすすめ。
食用油|ごま油VSオリーブオイル
出典:ウェルネス総合研究所
健康コスパ
比較ポイントは、「酸化のしにくさ」に注目!
オリーブの実をしぼって作るエクストラバージンオリーブオイルには、ポリフェノール類やビタミンEなどの抗酸化ビタミンが多いのが特徴。一価不飽和脂肪酸のオレイン酸を多く含み、コレステロールバランス改善の効果が期待できます。消化もよく、胃腸が弱い方にもおすすめです。
ごま油は、多価不飽和脂肪酸のリノール酸を多く含んでおり、コレステロール増加を抑える効果が期待できます。また、ゴマリグナンやビタミンEなどの抗酸化成分が豊富に含まれており、脂肪酸の代謝促進などに効果的です。
それぞれに健康効果はありますが、“酸化のしにくさ”という点で、エクストラバージンオリーブオイルの方が健康コスパは高いといえます。