手帳やノートブックで有名な、イタリアのステーショナリーブランド「モレスキン」と、オランダ・アムステルダムの「ファン・ゴッホ美術館」による特別なコレクションが全国で発売。
フィンセント・ファン・ゴッホの作品を落とし込んだ、3種類のノートブックと豪華なボックスセットが、9月より国内各地のモレスキン取扱店で販売されます。
もともとは、5月に直営店限定で展開されていたというこのコレクション。その際に好評を得たことから、今回の全国販売に至ったといいます。
ゴッホにピカソ…芸術家たちに愛された「モレスキン」
「モレスキン」の始まりは、“1冊の黒いポケットサイズのノート”。
19〜20世紀頃にフランス・パリの文具店で販売され、フィンセント・ファン・ゴッホやパブロ・ピカソ、アーネスト・ヘミングウェイといった芸術家や思想家が愛用していたそうです。
現在の「モレスキン」は、その伝説的なノートブックをはじめ、ダイアリーやバッグコレクション、デジタルツールなども扱うライフスタイルブランドとして知られています。
モレスキンと「ファン・ゴッホ美術館」による、特別なコレクション
そんなモレスキンがパートナーシップを結ぶ「ファン・ゴッホ美術館」は、オランダ・アムステルダムに位置する国立美術館。
その規模は世界最大級で、ゴッホが手がけた200点以上の絵画に500点近いデッサン、さらには700通以上の手紙を含む、彼のコレクションが所蔵されています。
ウェブショップにも、今回のモレスキンのノートを含め、ゴッホに関連したグッズが多数揃っているので、ちょっと覗いてみるだけでも楽しめそう。
ゴッホの作品を落とし込んだ、アートなノート&ボックスは要チェック
「モレスキン×ファン・ゴッホ美術館」限定版コレクションの表紙には、ゴッホ作品の中で最も愛された絵画のうち、『ひまわり』『アイリス』『花咲くアーモンドの木の枝』が採用されています。
1つ1つのノートブックには、それぞれの絵画のストーリーと、ゴッホ自身が残した心に響く名言が添えられているそう。
コレクションにラインナップしているのは、タイプの異なる3種類のノートと、それらをセットにした豪華なボックスの4商品です。
『アイリス』を落とし込んだ「ノートブック」(税込5500円)は、横罫タイプのベーシックな1冊。
鮮やかなブルーの表紙に、グリーンのゴムバンド、イエローの栞ひもがよく映えます。サイズはタテ21cm×ヨコ13cmで厚みは約1.5cm。たっぷり240ページ備えているから、日記として使うのも良さそうです。
罫線のない無地タイプの「スケッチブック」(税込6380円)には、『花咲くアーモンドの木の枝』がデザインされています。
「ノートブック」と同じタテ21cm×ヨコ13cmのラージサイズ。中紙には酸を含まない中性紙が採用されているので、スクラップブッキングなどに使うにもうってつけなんです。
旅行のお供の1冊としていろんな施設のチケットを貼り付けたり、気になるファッションアイテムをコラージュしたり…。無地ということもあり、使い方は無限大です!
持ち歩きにぴったりな、薄くて軽い「カイエ」(税込3630円/2冊セット)の表紙に描かれているのは、ゴッホの代名詞ともいえる『ひまわり』のデッサン。
ちなみに「カイエ」は、ピカソが使っていたと言われるノートにインスパイアされたシリーズなんですよ。
最後の16ページにはミシン目が入っているのもポイント。ピリピリと切り取って、1枚ずつメモ用紙に使うことが可能です。
「スケッチブック」と「カイエ」のセットに、ペンシルとシャープナーまでついた豪華な「ボックスセット」(税込1万1770円)は、ボックス自体もすっごく素敵!
『アイリス』が描かれた美しいボックスは、中身を取り出した後にどう使うかまで考えるだけでもわくわくします。何も入れず、ただインテリアとして置いておくだけでもサマになりそう…。