［コスモスの花言葉］色別の意味や素敵なモチーフ作品18選

秋を代表する花のひとつであるコスモス。英語では「宇宙」という意味でも使われています。ここでは、コスモスの基本情報や名前の由来、和名について解説します。

科名：キク科
属名：コスモス属
学名：Cosmos bipinnatus（コスモス ビピンナタス）
英名：Cosmos（コスモス）
和名：秋桜（あきざくら）、大春車菊（おはるしゃぎく）
原産地：メキシコ
花色：ピンク、オレンジ、黄、白、赤、黒（濃紫）

秋の始まりの9月頃に咲く花として知られているコスモス。お花屋さんではもちろん、コスモス畑や学校などの花壇でも見かけることの多い身近な花です。一般的にピンク色のイメージが強いですが、拾はオレンジや黄色の花を咲かせる品種もあります。

コスモスの語源は、ギリシャ語で「秩序」「調和」などを意味する「kosmos」「cosmos」に由来しています。また、秩序正しく調和のとれたものは美しいという発想から、「kosmos」「cosmos」には「装飾」や「美しい」の意味も含まれているといわれています。このことから、星が美しい宇宙のことを「cosmos」と呼び、花びらが秩序正しく並ぶコスモスのことも「cosmos」と呼ぶようになったのだそう。

コスモスは漢字で「秋桜」と当てられることもありますが、「秋桜」の正しい読み方は「あきざくら」。「秋桜」と書いて「コスモス」と読むのが定着したのは、歌手・女優の山口百恵さんの「秋桜」（作詞・作曲 さだまさし）がヒットしてからのことなのだとか。また、コスモスは別名「大春車菊（おはるじゃぎく）」とも呼ばれています。

コスモスの花言葉は、「調和」「謙虚」「乙女の純真」です。「調和」「謙虚」は、前述したようにコスモスの名前の由来となったギリシャ語の「kosmos」「cosmos」がもつ「秩序」「調和」などの意味からつけられたといわれています。「乙女の純真」は、コスモスが風になびいてゆらゆらと揺れるような、やさしくて儚げな花姿に通じるといわれています。

種類によって花びらの色がさまざまなコスモスは、色ごとに異なる花言葉をもっています。色別にご紹介します。

ピンクコスモスの花言葉は「純潔」。かわいらしい色味にぴったりの花言葉です。

オレンジや黄色の花びらをもつキバナコスモスの花言葉には「野生の美しさ」「自然美」などがあります。品種改良によって生まれた人工的な花ですが、対象的な意味合いの花言葉をもっています。

白いコスモスの花言葉は「優美」「美麗」。にごりのない、真っ白な色味にぴったりです。