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シャウエッセン、どう作るのがおいしい?ボイル、焼く、電子レンジ、マツコ直伝のゆで焼きで比較してみた

レシピ

パリッとはじけるような皮が印象的な、本格あらびきウインナー・シャウエッセン。好みは分かれますが、実際にどう調理するのが1番おいしいのでしょうか? 今回はメーカーが推奨する『黄金の3分間ボイル』ほか、「焼く」「電子レンジで加熱」「ゆでてから焼く」の4パターンを試してみました!

【3:電子レンジ】皿にのせて温める

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シャウエッセンを電子レンジで温めます
3つ目の方法は「電子レンジで温める」食べ方。パッケージの裏面には、
とあります。目安は3本の場合、500Wで約30秒です。

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電子レンジで加熱したシャウエッセン
書いてある通りに電子レンジで加熱してみると……? 全体は温まってはいるのですが、ボイルのときのような皮のふっくら感があまり感じられませんね……。

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電子レンジで加熱すると、皮がキュッとしまった印象に
食べてみると、じっくり焼いたときと同じくらい、濃厚な味に思えます。皮もキュッとしまっていて、シャウエッセンの持ち味であるふっくら、パリッと感が薄れてしまったような印象を受けました。

【4:ゆで焼き】フライパンでゆでてから焼く

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シャウエッセン1本につき水大さじ1を加えます
最後の4つ目は「ゆでてから焼く」。以前、テレビ番組にてマツコ・デラックスさんも実践していると言っていた方法です。今回はシャウエッセン1本につき、水大さじ1を加えて調理。火加減は弱火と中火の間くらいにし、水がなくなるまで転がしながらゆでます。

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水がなくなったら、軽く焼き目が付くまで焼きます
水がなくなるまでおよそ4分。その後もそのまま加熱し、軽く焼き目が付くまで焼きます。火をつけてから完成までおよそ6分かかりました。今までの調理法では最も時間がかかっています。

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ゆで焼きしたシャウエッセン
完成しました! 「ゆでる」と「焼く」、どちらの良さも兼ね備えたハイブリットな調理法なのではないでしょうか。では実際に食べてみましょう!

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ゆで焼きのシャウエッセンを実食
確かに、皮はふっくらしつつ、香ばしい焼き目もあり。申し分ない味わいではあるのですが……。水が少なすぎたのか、皮のはじけるような食感にはちょっと遠いような気がします。あの『黄金の3分間ボイル』のプリッと、パリッと感が忘れられない……!

【結論】好みにもよるが、魅力を生かすならボイルがおすすめ

今回、シャウエッセンで4パターンの食べ方を試してみました。どれが最もおいしいのか、個人的な結論としては【1:ゆでる】『黄金の3分間ボイル』をおすすめします。

やはりメーカーが推奨する食べ方。シャウエッセンの魅力である皮の張り感を楽しめました。さらに、豚肉の甘みがしっかりと味わえることも良さの1つ。しかも、「焼く」「ゆで焼き」のように焼き加減の見極めが不要で、誰でも簡単に再現しやすいこともポイントが高いです。

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プリッ&パリッと感を求めるなら「ボイル」
​​​​​​ほかに、候補に挙げた食べ方は、好みやシーンで変えると良いのかもしれません。香ばしさが欲しいときは【焼く】。これはご自宅でだけでなく、キャンプなどで炭火の香りをつけながら焼くとさらにおいしさが倍増しそうです。【電子レンジ】は数本を早く食べたいとき。【ゆで焼き】は皮のパリッと感も香ばしさも両方欲しいとき。

食べるシーンによって、調理法を使い分けるのもおすすめ!

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「いつ食べるか」で調理法を変えるのも良いのでは
ちなみに、「ゆでる」「電子レンジ」「ゆでてから焼く」の3パターンは、時間が経つと少しですが皮にシワが寄り、締まったような食感になります。顕著なのは【電子レンジでの加熱】で、変わらないのは【焼く】の調理法。そのため、家ですぐ調理して食べるときは【ゆでる】【電子レンジ】で調理し、お弁当用にするときは【焼く】などにしてもいいのではないでしょうか。

筆者は、【ゆで焼き】が1番おいしいと思っていたので、この結果は意外でした! ぜひご自身でも比較してみてはいかがでしょうか?

この記事の筆者:田窪 綾 プロフィール
調理師免許を持つフリーライター。総菜店やレストランで8年ほど勤務経験あり。食分野を中心に、Webや雑誌で取材やインタビュー記事作成、レシピ提案などを行う。

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