「外ももの張りが強いせいで、脚が太く見える気がする」とお悩みの人はいませんか? 本日は張りやすい外ももをすっきり解消するストレッチを紹介します。さらにこのストレッチ、続けて行うと全身痩せにもつながるんです!
外ももの張りはどこの筋肉が張っているの?
太ももの筋肉を大腿四頭筋といいます。大腿四頭筋は、大腿直筋・内側広筋・中間広筋・外側広筋の4つで構成されているのですが、外ももの張りの原因となるのは外側広筋です。この筋肉の主な役割は、膝を伸ばすことや膝を安定させることにあります。
イラストAC
外ももが張りやすいのはどうして?
私たちが歩く時、左右交互に脚を前に出す際片脚だけに体重が乗るタイミングがありますよね。この時に外側広筋に大きな力が入っています。脚は日頃からよく動かすので筋肉が発達しやすい部位ですが、使いすぎて疲労が溜まりやすい部位とも言えます。疲労をそのままにしておくと筋肉が張って硬くなり、そのままにしておくと以下のような症状につながる可能性があります。
・O脚になる
・反り腰、腰痛
・脚の冷えやむくみ、セルライト
・膝の外側の痛み
外ももの張りはそこまで気にならないけど、上記の症状で悩んでいる…という人も、外側広筋の張りを解消することで症状が和らぐこともあると思います。
外ももをほぐすと全身が痩せる?
筋肉は収縮することでエネルギーを消費したり、体温を高める働きをします。この働きが代謝といわれるものです。大腿四頭筋は体の中でも一番大きな筋肉群なので、動かせば代謝は上がりやすくなります。それに加えて、硬くなりやすい外側広筋がほぐれると脚全体の筋肉が動かしやすくなるので運動効果も出やすくなります。その結果、全身痩せも期待できるというわけです。
イラストAC
超簡単・外ももの張り解消ストレッチ
外ももの伸びを感じながら、30秒を目安に左右とも実践してみてください。
(1) 床に座り、右膝を立て、右膝の上に左足のかかと付近を乗せます。
(2) 左脚を乗せたまま右脚を外側に開いていきます。
(3) 息を吐きながら、右膝を内側へ倒します。
Photo by Sayaka Utsunomiya
【注意点】
・ストレッチ中は息を止めず自然に呼吸を続ける。
・膝を内側に倒した時、上半身はできる限り正面に向けたままキープする。
・股関節、膝、足首などに痛みや違和感を感じたら無理しないようにストップする。
ストレッチの詳細は以下の動画からも確認いただけます。
この投稿をInstagramで見る
宇都宮 明香 / 五感を潤すヨガ講師(@yoga_sayakalavinka)がシェアした投稿