神戸・六甲山の山上に位置する「ROKKO森の音ミュージアム(ろっこう もりのねみゅーじあむ)」は、森の中にある自然と音を楽しむミュージアム。館内では19世紀から20世紀にかけてヨーロッパやアメリカで親しまれていた自動演奏楽器の展示や、スタッフの解説付きでコンサートが楽しめるほか、屋外には「音の散策路」も!
アンティーク好きにもおすすめ!音を楽しむミュージアム
「ROKKO森の音ミュージアム」があるのは、六甲ケーブル六甲山上駅からバスで約5分のところ。異国の雰囲気が漂うヨーロッパ風の外観が、「ROKKO森の音ミュージアム」の入り口です。
前身の「六甲オルゴールミュージアム」は、オルゴールなどの自動演奏楽器をコレクションする博物館として1994年にオープン。その後、2021年に「ROKKO森の音ミュージアム」としてリニューアルオープンして現在に至ります。
館内のみどころは、オルゴールなどの自動演奏楽器。19世紀後半から20世紀初頭にかけてヨーロッパやアメリカで親しまれていたアンティークの品々は、重厚感たっぷりでとっても素敵です。
アンティーク好きにもおすすめ!
©︎ROKKO森の音ミュージアム
なかでも、2階の「森の音ホール」で開催される「演奏家のいないコンサート」は、ぜひ参加してほしいおすすめイベント。同コンサートでは、スタッフによる自動演奏楽器や自動人形の解説付きの実演が楽しめます。
特に、高さ約4.6m、幅約7.8mある「デカップ・ダンス・オルガン “ケンペナー”」の演奏は圧巻。こちらは1938年にベルギーで製作された世界最大級の自動演奏オルガンで、迫力のある音色が楽しめます。
四季の移ろいと美しい音色が楽しめる「SIKIガーデン~音の散策路~」
屋外には、「SIKIガーデン~音の散策路~」と名付けられたナチュラルガーデンが広がっています。自然に囲まれた緑いっぱいの空間は、歩くだけでホッと心が癒やされるよう。ガーデン内に点在する鐘やオルゴール、手回しオルガンの音色を楽しみながら、のんびりと散策をしてみましょう。
ガーデンを散策していると、木製の鳥のオブジェを発見!実は、こちらの「風のうたよみ」は撫でるとやさしい音色を奏でるアート・ユニット「MATHRAX(ますらっくす)」の作品なのです。
©︎ROKKO森の音ミュージアム
巣箱型のオルゴールは、紐を引っ張ると音楽が流れる仕組み。あちこちに設置されているので、どんな曲が流れるのか試してみてくださいね。
回すと音楽が流れるオルゴールも
池のほとりには、栗の木のツリーハウスがあります。ロッキングチェアやランタンなど、オシャレなアイテムも備わっているので写真撮影を楽しむのもよし!
ツリーハウスからガーデンを見渡せる
©︎ROKKO森の音ミュージアム
自然をとことん満喫したい!というひとに、おすすめなのが「SIKIドーム」(2名以上の利用~、4000円/人)。360度透明のドーム内には、アウトドアチェアやテーブルが備わっていて、「森のCaféお手製ランチボックス」もプラン内容に含まれています。
内装/©︎ROKKO森の音ミュージアム
ランチボックス/©︎ROKKO森の音ミュージアム
森の中でのんびりと過ごせるのはもちろん、映えるオシャレなピクニックを楽しみたい人にもぴったり!事前予約をするとミュージアムショップの10%OFFクーポンや、自動演奏楽器で1グループ1曲演奏リクエストの特典もあります(利用日の3日前17時までにウェブまたは電話での事前予約が必要)。